不可抗力だもんね-20
「大丈夫ですよ? 誰も見て無いですから」
「やっ…… それ私の台詞…… んっ………… あっ……」
「美咲さんはこのまま僕にお尻を弄られて…… 恥ずかしげもなくイっちゃうんです」
「んんっ や、やだっ そんなのっ………… んっ ありえないもんっ…………」
「あり得ないかどうかなんて美咲さんの身体にしかわかりませんよ?」
「やぁっ…… そ、そんなに動かしたらっ んんっ…… うそっ…… やっ…………」
どんなに言葉で否定しようとも、
その反応を見る限り、美咲さんは明らかにその刺激に快楽を得ている。
それを証拠に膣内からはみるみる熱い蜜が流れており、
触ってもない乳首さえ、驚くほどに硬く尖っているのだから…………
「どうしたんですか? そんなに中を締め付けちゃって?」
「やぁっ そんなこと言わないでっ」
「神様は人がちゃんと排便するように、ここに性感帯をつけたとも言いますもんね?」
「んっ………… やだっ…… それとこれとはっ………… んんっ……」
「男性同士が愛を確かめ合うのもここだし………… やおい穴でしたっけ?」
「はぁっ…… だ、駄目っ…… 」
「アナルセックスだって気持ち良くなければこんなに知れ渡りませんよね?」
「そ、それ以上動かしたらっ…………」
快楽と背徳感が鬩ぎ合っているのか、次第に美咲さんの口数が減っていくのがわかる。
膣内とは違った指の感触。
下手に動かして傷つけはしないだろうか? なんて事を思いながらも、
僕は美咲さんの動きに合わせるように、ゆっくりと、何度も中を刺激した。
「やっ…… だ、駄目だよ………… こんなトコで………… こんな……」
「膝が笑ってますよ? それにこんなに濡らしちゃって…………」
「んっ…… 嘘だよっ………… わ、私おしりで………… おしりなんかで……」
「大丈夫………… 僕だけしか見てないですから…………」
「やぁっ………… ホントに私っ………… んんっ…… だめっ い、イクっ!?」
そう言って美咲さんは、まるで跳ねるように腰を震わせたかと思うと、
小刻みにその身を痙攣させながら、とても恥ずかしそうに果てていった。