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『STRIKE!!』
【スポーツ 官能小説】

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『SWING UP!!』第14話-26


 ぴちゃ、ぴちゃ、ぴちゃっ…

「やっ、お、おとを、たてないでっ……!」
 まるで仔犬がミルクをすするような音を立てながら、大和の舌が、桜子の淫靡な粘膜の表面を這いずり回る。“愛蜜”を溢れさせるほどに興奮しているその部分は、大和の舌による愛撫を受け入れるや、その充血の度合いをさらに深め、それが、奥から溢れる“愛蜜”の濃度を高めていった。

 べろり…

「ひあぅっ!」
 舌の表面で、粘膜を擦られる。溢れる“愛蜜”を、根こそぎ舐めとろうとするその動きは、しかし皮肉なことに、さらに濃い味のする“愛液”を、桜子の奥から滲み出させていた。

 べろっ、べろべろっ、べろべろべろっ…

「あ、あっ、そ、そんなに、べろべろしちゃ、だめぇっ……!」
 指で弄ばれるのとは違う、淫靡な感触が立ち上ってくる。溢れる“愛液”によって自分の陰部がどろどろになっているのが、舌で嬲られることでさらにわかり、桜子は羞恥を交えた悦楽に身を捩らせるばかりだった。
「………」

 はむっ…

「んひっ!」
 強烈な刺激が股間に生まれて、思わず桜子が目を剥いた。陰唇全体に与えられている刺激を浴びて、“裂け目”の頭頂部にある突起点は、充血し固くなって包皮から顔を出している。
 その、興奮して尖った“クリ×リス(淫核)”に、大和の唇が吸い付いてきたのだ。

 ちゅっ、ちゅっ、ちゅっ、ちゅっ……

「あ、あんっ、んんっ、んひぅっ……!」
 唇で優しく噛まれて、乳首のように吸われる。

 ちゅううぅぅぅっ…

「んはぅっ……! そ、そこは、おっぱいじゃ、ないのにぃ……!」
 乳首からとは比べ物にならない、激しい悦楽の氾濫に、桜子の悶えは最高潮になった。それを示すように、膣口から夥しくあふれ出す“淫液”には白濁したものが混じって、糸を引きながら陰唇から垂れ落ちていく。
「あ、あそこが、どろどろになっちゃうよぉっ……!」
 それを桜子も自覚していて、止められない身体の反応に、どうにかなってしまいそうだった。
「あっ……イ、イクッ……!」
 もっとも敏感になっている部分を、唇で甘噛みされて、桜子は絶頂の予感を身体に感じた。内股に力が篭もり、小刻みな震えが生まれている。
「………」
 ふと、“クリ×リス(淫核)”を嬲る動きが止まった。桜子の状態を察した大和が、唇をそこから離したのだ。
「えっ……?」
 唇の愛撫に全てを委ねて、身体の反応をそのまま解放しようとしていた桜子だったが、その刺激が失われたことで、昇りつめようとしていたものが急激にトーンダウンした。


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