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ノスタルジア
【女性向け 官能小説】

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プレゼント-3


再び大きなため息をついた彼女は紅茶を飲み干して店を出ていった。

それから、週に1〜2度、店で彼女を見かけた。
でも僕はあんなに会いたかった彼女に声さえかけられずにいた。

彼女の噂はたくさん耳に入ってきた。
今まで聞かなかったことのほうが不思議なぐらい
みんなはいろいろ知っていた。

彼女は僕が思っている以上に
有名らしい。

この年まで女の子に興味のなかった僕は
彼女にどうやってアプローチしたらいいのかさっぱりわからなかった。

悩んだ末に学校で1番モテる男に相談した。

「んで、遠藤は誰を落としたいんだよ?」
「・・・片山さん・・・」
「片山さん?学部どこだよ?うちの大学?」
「・・・片山・・・凛・・・さん」

「・・・」
「・・・」

「はぁっっ?凛さん?凛さんってあの凛さん?遠藤、凛さん落としたいの?
そりゃ無謀だって!」










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