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キミのとなり。2
【幼馴染 恋愛小説】

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再会-1








―――4月。




桜もちょうど満開になったこの日。



私は無事、第一志望校の「桜第一高校」に合格した。
ここは高校名の通り、大きな桜が毎年この頃になると満開になることで有名。

私はそのきれいな学校で高校生活を楽しみたいと思った。



ふと桜の木を見ていると、後ろから人一倍うるさい声がした。


(うるさいなぁ・・・)


そう思った私は振り向くと・・・



「・・・なんだ、綱紀か――」



心でそう思い、知らん顔をし校門をくぐった。



そう・・・

綱紀も実は同じ高校だった。


「桜第一高校」はバスケが強くてでも有名。
きっと綱紀は、高校でもバスケをするために入ったのだろう。



そんなことを考えながら、クラス表を見に掲示板へ向かった。






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