契約B-3
つまりそれは修一から与えられた快感に他ならない。
当然敦子も同じで、自慰をしている他の女教師すらも、受けている快感は修一からそうしろと言われて行っているが故。
それは至福の一時である。
優子にとっては特に至福なわけではないが、修一から与えられた快感なら絶頂を迎えられるため、夫以上の快感を得ているのである。
それに気付いていない修一は、バイブに悶えながら彼専用のお口で奉仕する優子をもっと可愛がってやるため、バイブの強度を上げてしまうのだった。
「んくうぅッ! 修一様あぁッ! ありがとうございますううぅッ!」
と、更に大きな快感を与えられて礼を言う敦子に対し
「んぐッ! んふうぅッ! んッ! んんッ!」
優子は達してしまったらしく、イチモツをくわえたまま背筋を大袈裟に波立てている。
「まさか……イったのか?」
若干驚く修一を余所に
「んんッ、イきました……イかせてッ、いただきました……」
と、優子は淫蕩した瞳で見上げながら答える。
彼は少し首を傾げた。
礼を告げた敦子にも疑問が残る。
しかし
「修一様ッ、もっと強くしてください……んくうッ! 私もイきたいですううッ」
という敦子の懇願を聞き、漸く気付いたらしい。
修一自身が施さなくても、彼が管理する快感であれば有効だということに。
「おいっ。オナニー止めろっ」
主の命令には従わなければならない。
自慰に耽っていた教師奴隷たちは、甘い声で強請りながら手を止めた。
「続きをしていいぞ?」
それに対し皆礼の言葉を述べ、再び嬌声をあげ始める。
「成る程な……」
修一はニヤニヤしながら優子を見下ろし
「続けろ」
と言い放つ。
彼女は抗うことなく剛直を口内に導き、口唇で扱き出した。
「敦子もお手柄だ」
恥態を晒す敦子を見上げ、彼はバイブを最強の状態にする。
そうすることで優子がどうなるのか知った上で……。
「ん……んふぅッ、んんッ……」
和式のトイレに座り込む美波。
彼女は女子トイレであるはずのこの場所で、何故か男の証をくわえ込んでいた。
理由は簡単だ。
それが普通だと思っているのである。
授業の合間の休み時間、トイレに立ってしまった彼女は修一の毒牙に掛かってしまったのだ。