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レディー・キラー
【二次創作 官能小説】

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本文-4

 シャワーを使う實松クンを待つ間、冷蔵庫からメルローのボトルを一本取り出した。これは同じ事務所に所属するアイドル、柊志乃からもらった物。志乃は私と同い年で、ワインに詳しい。そして男にも。同じ事務所で私より先に實松クンに手を出す人間がいるとすれば彼女だろう、と考えていた。先に空けちゃってゴメンね、と胸の内でちょっぴり詫びながらボトルの栓を抜く。彼女の見立てだけあって、ワインの味は極上だった。
 着ていた服と穴の開いたストッキングを脱いで、下着だけでソファの居場所を作る。やっぱり、大き目のクッションをもう一つ買っておけば良かった。このままだとちょっと、沈みすぎかもしれない。
 どうにかクッションの位置を決め終わったところで、腰にバスタオルを巻いた實松クンがリビングに現れた。こうして見ると、本当に濡れた子犬みたい。私が下着姿だということに気がつくと、バツの悪そうな顔で目線を床にそらした。
「そこに座りなさい」
 ソファに座った私の目の前の床を指した。巻いたバスタオルをはだけないように正座しようとする實松クンに追加の指示を出す。
「駄目よ、隠しちゃ。取って」
 バスタオルの下の下腹部が露になる。奇麗に6つに割れた腹筋にうっとり微笑んで、さらに目線を下げると思わず喉が鳴った。本当にステキなものを持ってるじゃない。それに、さっき射精したとは思えないほどガチガチになってる。
「ここが痛いの、プロデューサー。青くなってるの、見たでしょ?」
「はい…。礼子さん、それで、あの…」
「舐めなさい。親指からよ」
 實松クンの鼻先に爪先を差し出す。まるでガラスの靴でも扱っているかのように私の足首を両手で抱えると、震える舌先で親指から順に触れていった。
「そう、優しくね…。いいわ、プロデューサー」
 目を閉じ、一心不乱に私の脚を舐める姿に嗜虐心が満たされてゆく。身体の芯からカァっと熱が湧き出して、胸の先端まで到達した。
「もっと上も…」
 脚を開いて、両足の間へと舌を誘導する。内腿の弱いところで私が微かに反応してしまうと、それを察してさらに強く吸ってくる。實松クン、初心なフリしてオンナの扱い方は心得てるじゃない。頭を撫でてあげようかしら。
 とうとう舌がショーツと太腿の境界にまで達した。その線に沿って、つつーと滑る舌にため息を漏らしてしまう。何度か往復をしたところで、實松クンの動きが止まった。私の顔を見つめる瞳は、お預けを食っている子犬みたい。
「そこに横になって」
 待て、の代りに毛足の長いラグを引いた床に寝るように命令した。
「目を閉じなさい」
 Tバックのショーツを脱いで、實松クンの顔に跨がる。ちょうどヴァギナが口元にくるように、ゆっくりと腰を下ろす。グラビア撮影があるというので、あらかじめブラジリアンワックスのサロンに行っていて良かった。I、Oゾーンは全部丁寧に処理をして、Vラインは中指一本分だけ残してある。あのお店は施術が丁寧だったからまた行こう。教えてくれたのは同じ事務所の相川千夏ちゃん。フランス通の彼女に言わせると、アンダーヘアを整えるのは最低限のマナーだ、とのこと。それに、ピルでのバースコントロールも。アドヴァイスに従っていて良かった。でなければ、ここまで気分が盛り上がっているのにゴムを探しに行く羽目になっていたもの。
 實松クンの下が割れ目に沿って侵入してくる。さらに腰を押しつけると、一生懸命になってくれるのが可愛い。
「最初は優しく…」
 私の命令に無言で頷いて、實松クンはその通りに従った。熱い舌がミルクを飲む子犬の動きを繰り返し、快感が痙攣と共に駆け上がってくる。
「そこよ、解るでしょう?」
 舌の刺激が、クリトリスに集中する。ピリピリとした快感が全身を走ってたまらず腰をくねらせてしまう。
「お返しに、してあげる」
 上半身を倒して、實松クンの股間へ手を伸ばした。地黒だと思っていた彼の肌は、どうやら日焼けによるものだったみたい。下半身に、うっすらと海パンの跡が残っている。その、ビキニラインに沿って毛の処理跡が残っているのが肌触りで解る。
 天井を向いてヒクヒク震えている實松クンのモノを掴んだ。顔を近づけると、先端から透明な液体が垂れていて、雄の臭いがした。
 先っぽを口に含むと、塩の味がする。甘噛みしながら吸い寄せると實松クンの身体が緊張で強ばっていった。
「んふっ…」
 口の奥まで含んでみる。長さは特筆するほどでないが、太くて逞しい。口の中で舌を動かす度に、實松クンの脚の指が開いたり閉じたりを繰り返す。我慢しているのね。でも、まだまだこれからよ。


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