なれ初め-6
無職はもう少し近付いてみた。
す小学生の女の子は、声を震わせながら、
ぼそりと
「亜希に、オチンチン、入れて下さい」
そう言って、もうイキそうな様子だった。
無職は我慢できず、更に近付き、小学生の女の子の3メートルほど離れたところに立った。
つま先が見え
「えっ?」
と見上げると、そこにはデジカメを持った
体の大きな男が立っていた。
体が大きいと言ってもそれは亜希目線であって、実際は身長体重は165、82の、横にでかいデブであった。
「ヤッ!待って!やメテっ!」
亜希は捲り上がったスカートを戻そうとしたが、オナニーの快楽と突然現れた男の恐怖で、その場で失禁してしまった。
「ヤッ!見ないでっ!ヤダッ!止まんないっ!止まんないよ〜…」
亜希はそう言って泣き出してしまった。
無職は最早やる気になっているため、ただ無情に撮影していた。
そして開口一番
「君は悪い子だね。こんな所に寄り道して、エッチな本見ながらいけないことして、更にお漏らしまでするなんて。この事学校に報告するから。」
ただでさえ絶望的な状況なのに更に絶望的の言葉を浴びせられ、亜希の目の前は真っ暗になってしまっていた。
そこへ無職は蜘蛛の糸と言わんばかりの言葉を掛ける。