養父の悪巧み-2
「さあ、洗ってやる」
紗綾からタオルをもぎ取って、自分の肩に掛けた。
勝雅は、少女の躰にぬるま湯をザアッとかけてやってから、背中を洗い始めた。紗綾は乳房を掌で隠していた。背中を洗ってから、腋の下や脇腹を優しく擦ってゆくと、少女はしなやかな躰をくねらせた。
「う、……ン。くすぐったぃ」
「いい気持ちだろ? 足を少し開いて」
「恥ずかしい…」
「だいじょうぶだから」
少女は足を開いた。小刻みに震えている。
太腿の内側や外側を丹念に洗う。細い足なのだが、太腿はむちっと肉を張り詰めている。綺麗な曲線美だ。
「あ……ン」
「綺麗な足だよ。さあ、おっぱい洗ってあげる」
乳房を隠していた掌をどけさせて、タオルを使わずに掌に石鹸を付けて、形よく盛り上がってきている果肉の丘をソフトに揉みしだいた。
「あっ…いやッ…やめて」
泣き声になった。
「気持ちいいんだね? すごく柔らかいよ」
「あン……もうやめてぇ」
快感が入り混じった泣き声を出すなんて――。
勝雅の性器はビーンと一気に膨張した。
ゴム鞠のような乳房を揉みしだきながら、ときおり乳首で遊んだ。
「あン…いやっ…ああン」
甘えた鼻声と泣き声が混じっていた。乳首がツンと尖って上を向く。
「自分でおっぱい揉んだことあるんだね?」
「ううん…。あン、あン、もうやめて」
紗綾は喘ぎながらも下半身の草むらを掌で覆っていた。
「次は、さーちゃんのいちばん感じるところだ」
少女の躰を華奢に見せている胴のくびれから、ゆっくり下腹へと泡まみれの手を滑らせていった。
「怖い…」
躰全体が震えていた。
「怖くない。手をどけてごらん」
「お願いだから、やめて」
泣き声で嘆願してきた。草むらを隠している手に手を重ねる。
「壁に両手を付けて、浴槽の縁に片脚を載せてごらん」
耳元で囁いた。
「いやっ」
「言うことをきかないと、家から出ていってもらうよ」
強くたしなめた。