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複写された空間 2
【SF 官能小説】

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複写された空間 2-2

2章:命をかけた挑戦

僕はあの時、自分の作った空間に存在していた。
存在した空間は僕意外は人形のようだった。
空間を壊したら現実に戻り、
現実では空間を作った時間に戻った。
空間で破壊した壁は現実には反映していない。
崩れた木で手を切った所は治っていた。
…………なるほど、だいたい理解できた。
作った空間には自分もコピーされたが、何故だか僕の意識(魂)だけ移動したみたいだ。
空間を壊せば元に戻るらしい……
もう一度試して見たい。

でも、確実に魂が戻るのか、そもそも移動して大丈夫なのか試す勇気がない。
僕は1日考えていたが結論を出した。
「とにかく試してみるしかない これで死ぬかもしれないけど、
 それより新しい世界が開けるほうが大きいと思う」
そうだ、いつも多くの女子を覗き見る事は出来ても、一度も触れたことがない
これは、豪華なディナーを目の前にして匂いも嗅げないのと同じだ。
まさに生地獄だ、毎日自慰しかできない不運者と言ってもいい。
明日、学校に行ったら岡元で初体験するんだ と心に決めた。

朝、わくわくしながら通学の電車にのる。
満員電車で目の前に他の高校の女子がいて手の甲がお尻に当たっている、
顔は分からないけどムラムラきてここで試してみようか悩んだけど、最初なので我慢した。
もし失敗しても美人なら悔いがないからだ。
教室に入ると何人かのクラスメイトが居るが岡元はまだ着ていなかった。
少し待っていると岡元が挨拶しながら入って来た。
キター! 僕はドキドキしながら彼女を目で追う。
今日はいつもよりキラキラと制服まで輝いて見える。
今からあの体が僕の物になるんだと思うと心臓と股間が爆発しそうなくらいドキドキした
岡元が席に座り、周りの女子と携帯もって会話している。
いつにしよう、どこでしよう、
僕は岡元の背中を見つめてタイミングが測れずに動けないでいた。
朝みたら実行しようと思っていたが、周りに人が集まり彼女一人になるのを見計らっていたけど、そのまま授業が始まってしまった。
やっぱり授業中は僕の能力では岡元に届かない。
次の休み時間も当然のように女子同士で固まって携帯画像を見せ合っている。

それを見てふと気づいた、あれ? そうか、別に1人にならなくていいのか、
誰にも分からないのだから問題なしじゃないか。
気分が軽くなったので、早速実行する。
僕は通り過ぎる様に岡元達に近づいた、彼女達を背にして自分の胸の前で手をかざす。
念を込めた途端、体が伸びる感覚がして気がつくと正常な世界が目の前に広がっていた。
ただし、全ての人や物が止まっていた。
手を伸ばすと目の前に透明な壁があって横にずらすと黒い空間が見えた。
「できた……」とりあえず生きてこの空間に来るのは成功した。

そして後ろをゆっくりと振り返るとクラスメートの女子が2人立って2人座って後ろに座っているのが岡元あずさだ。
「成功したんだよな……」
周りの音が聞こえているが同じ発音がゆらゆらと聞こえる不思議な感覚だ。
コピーした空間以外はさっきずらした分だけ傾いているが、
本当は自分の空間が傾いているのだろう。
コピーされた元は見えていない。
空間の端は片側だけや上半身や足首だけ出ている奴がいる。
「成功だ、元に戻るかは後にしよう」
僕は目の前の岡元の席に手を付いて固まっているクラスメートの背中を触った。
ブレザーの制服の厚みある生地の奥に柔らかい背中の弾力があった。
「温かい……」
制服の生地は僕が触るとシワが出来て軟かくなる、スカートもめくると白いパンツが見えた。
手を離すとスカートは重力に引っ張られる様に自然に落ちる。
僕はそいつの胸を鷲掴みした。
想像以上に柔らかくて、思ってたより小さかった。
僕は後ろから両手で揉んでみる。
ああ〜これしたかったんだよな〜 そいつの髪の毛から良い匂いがする。
しばらく揉んでいたけど我に帰って後悔した。
そうだ最初は岡元でするんだった、
お試し程度にはまってしまった。
いままで喜んで堪能していたクラスメートを横に押すとそのまま横に倒れてしまった。
床に頭が当たってゴンと鈍い音がした。
「あ、ごめん」あせって駆け寄ると
目を開いたまま横になっているが、頭からは血が出てなかったので少し安心した。
彼女はその場に寝かせて置くことにした。


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