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複写された空間 2
【SF 官能小説】

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複写された空間 2-1

1章:間違えた複写

子供の頃から特殊な能力があった。
それは空間をコピーするものだった。
しかし周りの人には見えないので幻と勘違いしていた。
中学に入り、その能力は大きくなって、幻が長い時間継続する事が出来た。
しかし、コピーした空間の物は触れないので見るしかない。
でも見えない壁の向こう側もコピー出来るので、
中学の後半は休み時間にトイレの個室に入り壁に手をついて
女子トイレを区間コピーすると、最中のクラスの女子を観察しては図鑑を作ってた。

高校入学
普通の共学の高校に入学してしまった。
不良が分かりやすく金髪にしているわけでもなく、
いやみな天才や熱血スポーツバカの友達はできなかった。
クラスでも目立たなく小さい事で喜ぶ友達が2人できたぐらいだ
女の子は同じクラスの岡元あずささんが好きになった。
彼女はスラっとして美人タイプだけど、いつも笑顔を絶やさないアイドル的存在だ。
彼女と同じクラスだけで恨まやしがられるほどだ、僕も何度か話した事もある。
当然、僕の持っているコピー能力で、複製した彼女を持って帰って
「岡元あずさノート」に詳細を書き込んでいるので
彼女の外観の事に関しては本人より知ってる。
でも、彼女ばかりではなく、しっかり他の子も調べて女子図鑑だけは続けていた。

そして運命の時が来た
その日もいつもの様に性器図鑑を作るため女子便所をコピーしようと壁に手をついていた。
能力開始!して念を入れはじめた時、
トイレのドアの向こうから友達が僕を呼ぶ声がした。
びっくりして振り返り手を胸に当てた途端、
体が縦に伸びる様な血が逆流したような感覚に囚われた。

「うわ!! びっくりした、ドア越しに話しかけるなよ!」
僕はドアに向かって叫んだけど無反応だった。
僕は把手に手を出したけど目の前に透明な壁があるみたいに手を伸ばせない。
「な、なんだこれ」
壁を触ると部屋全体が動きだした、そしてズレた部分の外側は何もない黒い世界になっていた。
「なに これ、ヤバイ 僕が空間に入ってしまったんだ」
僕はズレた壁を戻そうとしたが、余計ずれて空間の周りが段々黒くなってきた。
「やばい やばいよ〜 誰か助けて 助けてくれ」
僕は(戻れ戻れ戻れ戻れ戻れ戻れ戻れ戻れ)と念じたが戻らなかった。
僕の後ろはトイレの壁がある、半分に切れた便器、
便器の蓋を開けてみると半分に切れた水がチャプチャプしてた。
「これ、どうすれば戻るんだろう……時間が来たら戻るのかな」
半分になった便器に座り待ってみた。

腕時計の時間が流れたが、既に数時間掛かってる。
「僕の能力はこんなにもつわけない どうしよう チクショー」
横のトイレの壁を蹴ってみたら穴が開いた。
僕は壁を蹴り続けて隣の部屋をぶち抜いた。
「イタ!」手を切ったけど気にしてる場合じゃなく慌てて隣を覗いてみると
そこには半分になった男がクソをひり出してる最中だった
「う くさ おいお前大丈夫か?」
踏ん張ってる半分の男の肩を揺さぶったけど無反応だった。
更に隣の壁を蹴破るが、そこに誰もいなかった。
「はぁ はぁ あとは、空間を壊すしかないけど空間毎僕も消えて無くなる可能性があるし、どうしよう」
黒い壁に手をついて押して見ると空間毎手が割れそうだった。
「怖い、でももう この方法しか考えられない」
僕は黒い壁に向かっておもいっきり蹴り上げた。
壁が、世界が鋭利に割れて僕もバラバラになる不思議と痛くはない、しかし
「おわった……」細かく砕けた体が見えたのを最後に暗くなった。
意識も無い虚無……。
そう思った瞬間、目の前に壁があった。
「あ!」
「あ、じゃねーよ次体育だぞ、着替えないとヤバイよ」
友達の声がした。恐怖の後の安心感に心臓がドキドキしていた
「聞いてんの?」
「ああ、わかったすぐ出る」
「出るってどっちだよ」友達はゲラゲラ笑っていた。


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