2013.バレンタイン-1
花子:はい、子作りチョコ
太郎:手作りな?そこまでいくと重さのレベルが違うからね?
花子:重いと言うか身重ですから
太郎:確かにwwwお尻あたりは重そうっ!www
花子:……バレンタインですけども
太郎:…はい(ボロ…
花子:世の中の男子共が天国か地獄かの瀬戸際に立たされてますね
太郎:そこまで大袈裟なものじゃないけど
花子:だけども女子だってたかがチョコ一つで苦悩している事実も忘れてはいけない!
太郎:「たかが」とか言ってるのに苦悩してんの?
花子:そりゃします!女の子にとっては大きなイベントの一つです!
太郎:ほお。他にどんなイベントが大事なの?
花子:お年玉と給料日とボーナス月
太郎:全部金がらみかよ!
花子:嘘よ
太郎:お前の場合嘘に聞こえない
花子:とにかくバレンタインは大事なイベント
太郎:手作りチョコが失敗しちゃったらどうしようとか?
花子:…はんっ!
太郎:鼻で笑われた!
花子:あのねぇ、そんなの気にするわけないでしょ?失敗したらどうでもいい男友達にあげりゃいいんだから
太郎:そんな風に考えてんの!?怖いよ!
花子:そしたら手作りってだけで勝手に感激してくれてホワイトデーに期待値以上のものをくれるし一石二鳥よ
太郎:なんという策士!孔明?
花子:失敗するかしないかは問題じゃない
太郎:じゃあやっぱりあれか、好きな人に受け取って貰えるか的な?
花子:…はっ!
太郎:さっきより力強く笑われた!
花子:そんな乙女心は持ち合わせてない
太郎:それはお前だけの話だろ
花子:肝心なのは如何に利益を取るか
太郎:ん?
花子:ちょっと文字数のこともあるから2ページ目にいくよ
太郎:うわぁ、流れぶった切った
続