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【教師 官能小説】

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恋とは何なのだろうか-7

……やべえって、こんな所で!


ムクムク膨らみを増してくる俺のナニは、制服越しでもその存在を主張し始める。


幸い、混み合ったこの空間は下半身が注目されるシチュエーションではない。


どうする? このまま沈静化するまで知らんぷりするか?


意識はナニに向いたまま、ゆっくり雅を見た。


雅は差し出した手の行き場を無くしていたせいか、キョトンとした顔で首を傾げながら俺の顔を見ている。


ゆかり先輩みたいに主張し過ぎない、でもダマにもならずに綺麗にマスカラが塗りたくられた睫毛。黒目が大きくてやけに色っぽい涙袋。小さな口は薄い唇がグロスで輝いて。


ああ、見れば見るほど、俺は……。


激しい劣情と共に、なんだか胸が苦しくなってくる。


桝谷は阿部さんのことを考えると胸が苦しくなってくると、ふざけたことをほざいていた。


桝谷の胸の苦しみと、俺が今感じている胸の苦しみは、同じものなのかは確かめる術はない。


ただ散々ズリネタにしていた女に彼女が似ていただけだから、動揺してこんなに苦しいだけなのかもしれない。


だから条件反射みたいに雅の縛られている姿を想像しておっ勃ててしまったのだろう。


でも、この笑顔を自分だけに向けて欲しくなったのも事実。




――もしかしたらこれが恋ってやつなのか?




「……風吹くん、大丈夫? 脂汗かいてるよ」


雅の心配そうな顔が目の前に近付いてきて、ようやく我に返った。


「あ……、ちょっと具合悪くなったんで便所行ってきます」


雅の側にいると過呼吸でも起こしそうな勢いだったから、なんとかそれだけ言って、人だかりの間隙を縫って廊下に出ていった。


フラつく足取りでなんとかトイレにたどり着き、個室に入った所で息を吐く。


その頃には俺のモノはすっかり平常に戻っていた。


クソ、せっかく抜こうと思ってたのに。


チッと舌打ちを漏らしながらも、ベルトを外してナニを剥き出しにする。


壬生柚香に似た女が現れたのなら俺のズリネタのバリエーションが増えて好都合だ。


ダラリと床を向いたままのぺニスを掴みながら、雅を犯す妄想を始めた。


しかし、一向に反応しないそれ。


雅の淫らな姿を想像しようとすると、さっきの屈託のない天真爛漫な笑顔が邪魔をしてくる。


そして、その笑顔に胸がまた苦しくなって。


いつものペースに持ち込めない歯痒さに苛立ちながら、俺は一向に固さを見せないそれを何度も動かしていた。






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