知覚があったぞ!-1
チエミは本当に献身的な子だよ。風呂サービスは週2回だが、その他に毎日お湯で拭いてくれたり、マッサージしてくれたりする。
俺はそのときにチエミに気づいてもらおうと、一生懸命厭らしいことを考えて勃起しようとしたんだ。
だが、そういう時ってうまくいかないもんだなあ。とほほだよ。
せっかく優しくしてもらってるのに、その相手に勃起するなんて不謹慎だし、一応遠縁とは言っても親戚だし、そんなことが邪魔して勃起できないんだよ。くぅぅぅっ!
「本当におじさんって、今にも目が醒めそうだね。うちに検査機械があれば知覚反応の検査ができるんだけど、あいにくそんな機械置いてないから」
置いてくれーーぇ! 買ってでも置いて検査してくれよ。俺、目が醒めてるし、お前の話もずっと聞いてるよ。
だんだんチエミも俺に話しかけるのに慣れてきて、だんだん大胆な話しもするようになって来た。
「おじさん、実はおじさんの勃起のことがわかってから、わたしいけないこと覚えちゃったんだよ。
わかるかな? わたしおじさんのこと考えながらオナニーすること覚えたの。
私それ以来、よく夢も見るようになったんだよ。おじさんの膝の上に乗ってると
おじさんのペニスがどんどん大きくなって私のお股の中に入ってくるの。
そうしたら2人とも繋がって抜けなくなる。するとね、親戚のおじさんたちがバケツの水を私たちにかけて二人をばらばらに引き離すんだ。
これって犬の番っているところを見たことがあったから、その影響もあるのかな?
あれ……ごめんね、変な話ししちゃって」
どうせ聞いてないと思って喋ってるんだろう。ところが聞いてしまってるんだよ。
ああ、変なこと言うから感じてしまったじゃないか。こらっ、俺の顔ばかり見て話さないで、たまに下半身も見てくれ。
今ちょうど、テントが張ってるんだよ。気づけ! 気づいてくれーーーーぇぇ。
まあ、チエミにとって俺くらい良い話し相手はいないらしい。何しろ、何を言っても黙って聞いてくれるからなあ。
「おじさん、わたしね。こっそりオナニーしてるけど、触るのはクリトリスとか乳首だけなの。
さすがに膣の中は怖いもの。それはできないよ。ところで、高校のときに結構みんな男の子とエッチしてたみたい。
でもって、友達の中でも私だけ遅れてるというか、未経験で劣等感持ってるんだ。
信じられないと思うけど、とっくに20才過ぎたのに、私まだ男の人知らないんだよ。
エッチするのがなんか怖いんだよ。
同じ年代の男の子って、なんか乱暴な感じして、痛いことするんじゃないかって思うと、気後れしてそういう状況にならないように避けてるっていうか……。」
そういうこと俺に言われても、コメントしようがないよ。そうかあ、そうなんだ。……くらいしか言えないだろうな。
で、なんでそれを俺に聞かせるの?俺はおっさんだよ。
お前が5才のときの若いお兄さんじゃないんだよ。あれから年月が経ってるんだからさーー。
6つに割れてた腹筋も消えたし、きゅんと上がってたセクシーなお尻の肉もたるんじゃってるんだよ。
って、お前いつも俺の裸見てるからわかるだろう。
ああ、何言ってんだ、俺。