海老川優里レイプへのカウントダウン-2
いつもなら夜遅くまで遊ぶ3人だが、何となく変な雰囲気になってしまいランチを食べるとすぐに解散した。
「どうしたんだろ、もえも真希も…。どうして湯島君を虐める事に執着するんだろ…」
不思議に思いながらも、予定外の早いお開きに、優里は彼氏に電話をする。
「あ、もしもし?私。今日ね、もうお開きしちゃって時間空いちゃったんだけど…。」
優里の彼氏、高梨隼人。同じ町の東山高校に勤務する教師だ。大学時代からの付き合いだ。
「今日は早いんだね。今から迎えに行くよ。」
「うん。ごめんね?待ってる。」
電話を切り少し経つと、隼人が車で迎えに来る。
「ごめんね、急に。ありがとう。」
「気にすんなよ。」
車を走らせる。すると優里は車が隼人の勤務先の小学校に向かっているのに気付いた。
「あれ?学校行くの??」
「やっと日曜日に会えたんだ。お前約束したろ?先月。いつか教室でヤラせてくれるって、さ?ちょうど良かったよ。早く優里と教室でしたくてたまらなかったんだよ。」
「えっ?あ、アレ…本気だったの?」
「当たり前だろ?ここんとこ日曜日必ず友達遊んでたからなかなか機会が来なかったけど、やっと来たぜ!」
「ほ、本当にするの…?まずいよ、学校で…。バレたら…」
「平気さ?誰もいないよ。お前だって興味ありそうだったじゃないか。きっと興奮するぜ?」
「…(やだぁ、隼人ったら本気??)」
職場で、しかも子供達の勉強の場である教室で淫行をする事に抵抗がある優里だが、やる気満々の隼人は迷いなく高校の門を通り過ぎ車を停めた。
「よし、誰もいない。行くぞ?」
「う、うん…」
躊躇いながらもバッグを持った隼人に手を引かれ校舎に入る。2人にとって不幸な事は、優里の彼氏が職場でセックスしたがっているという情報を武史が掴んでいた事だ。武史の信奉者の1人に、この高校の教師もいたのであった。街の至る所に信奉者を持つ武史。別に偶然でも何でもなかった。その信奉者が撮影機材を持って校舎内に潜んでいる事は、当然隼人も優里も知らない。隼人は自分のクラス、3年1組の教室に優里を連れ込んだ。