第6話 新たな陵辱者-4
そうこうするうちに、今度は別の男が出入りし始めた。
あれは確か、酒屋のオヤジ。
あのオヤジも蛇沼とつるんで風俗店に出入りしているのを見かけたことがあった。
あの新妻が浮気?
あのいけ好かない旦那がいるのに、昼間から他の男を家に連れ込んでいるのか?
しかも、相手はブサイクでスケベな中年男だ。
よっぽどの悪趣味じゃねえか。
新婚だというのに早くも他の男を咥え込んでいるのか?
大人しそうな顔をして、やることがエゲツないじゃねえか。
俺は、何とかして新妻の浮気の現場を押さえようとした。
ある日、二人のオヤジが新妻の家の中に入って行った。
俺もまた、庭に忍び込んだ。
すると、いつもピッチリと閉じられているカーテンが、今日は端っこが小さく捲れていたのだ。
俺は、家の壁に身を隠し、そっと中を覗きこんだ。
最初に視界に飛び込んできたのは、背の高い男の後ろ姿だった。
下半身だけ裸になった馬淵が汚い尻をこちらに向けていた。
馬淵の前に跪いている新妻が見える。
馬淵の股間に埋めた顔を前後に動かしていた。
頬を窄め、肉竿に唇を吸いつかせている新妻の顔がはっきりと見えた。
馬淵に頭を揺さぶられ、苦しそうに眉を顰めている。
男の毛深い太ももを掴む手に力が入っている。
もう一人の男が新妻に近寄ってきた。
背の低い、太った男。
醜く弛んだ下腹部から垂れ下がった男根を差し出す。
新妻がチラッと男達を見上げた。
それから、何の躊躇いもなく、蛇沼の股間に顔を寄せていった。