X―エックス―boy-1
これが愛か、恋か?
くだらねぇなぁ。
そんなコト忘れて、
熱く燃えようぜ―。
『愛美』
『佳花』
俺の携帯履歴の大半を占める名前。愛美は彼女、佳花は好きな女。彼女とは違う、「好きな女」。俺にとってはどっちが、なんてくだらねぇ比べ合いは無意味だ。愛美も佳花も全く違う女なんだから比べようがねぇ。ただ彼女の方が優先順位一位、そんだけだよ。
罪悪感? あのなぁ、この世に同じ女は一人もいないんだぞ?たった一人を選べるお前らがおかしんだよ。
「ん…裕司くん?」
寝ている佳花にも構わず勝手に部屋に入ってきた俺に佳花が気付いた。
「疲れてんの〜?まだ一時だよぉ」
夜中のだけど。
「…なんで来たの?彼女さんは?」
目を擦っている可愛い佳花が俺に言う。
「俺呼んだろ?」
俺の為に置いてある灰皿で煙草を揉み消し、佳花に昼のメールを見せる。
「…わざわざ来なくてイイのに」
携帯を閉じると、俺に少しはにかみ笑いを向ける。可愛い過ぎる、誘ってんのかよ。
「嬉しいだろ?佳花。素直に喜べよ。」
佳花の細い輪郭を両手で包むと、軽く口付けた。
「んっ……」
軽いキスにそんなエロい声出すなよ。もっと言わしたくなるだろ。
俺はすぐに舌を佳花の口にねじ込めた。佳花も必死で俺の舌に応える。やっと慣れてきたか。
「ンッ…はぁっ…」
絡み合う舌はまるで獣の交尾。互いの唾液が妖しく輝き、さらに強調させる。
俺は布団に入り込むと、可愛い佳花を包む邪魔な布切れを全部引き剥がした。ブラをつけてない佳花はすぐに胸が露になる。愛美の様に豊満とは言えないが、小さくもない胸。いたぶるにもちょうど良いサイズってとこだな。
ツンと立った乳首を強めに摘み、片方の胸にしゃぶりつく。
「んんっ…はぁんっ」
「イイだろ?佳花ァ」
ちろちろと乳首を舌で弄びながら佳花に聞く。
「んっ…いッ…い」
佳花の返事を確認するとすぐに下の淫口を指を突っ込む。すでにヌルヌルにぬめっていて愛液が指に絡み付く。
「純情そ〜な顔して、佳花はエロいよなぁ…」
息を吹き掛ける様に耳元でそっと囁くと、下で動かしているヌチャヌチャという指音が佳花に聞こえるように激しくした。
「やぁ…意地悪…ん」
「嫌じゃないだろう?」
真探る指を四本に増やし、佳花の奥まで大きく掻き乱す。
「ああぁん!!!いっ…もっ…あはっ…あっ…ああンッ」佳花が快楽に悶える。イイよ…、その顔。かなりそそるぜ?快楽に悦ぶ佳花の顔がもっと見たくて、俺はもっと激しくいたぶった。
「あっ…ああっ!!もうダメ…ダメぇぇ!!」
佳花の背中が軽く仰け反る。―まずは一回。お楽しみはまだまだここからだ。
「あぁ〜あ。先にイクなよなぁ〜。」
「だっ…てぇ…」
泣きだしそうに潤々した瞳で俺に訴える。そう早まるなよ。
「ホラ。次は俺」
佳花の身体を起こし、活気を帯びた下半身のオレへと促す。
「ンンッ…むぅ……」
佳花はちゃんと良い子に俺のをくわえた。ちゅぼちゅぼとやらしい音が部屋に響く。
素直に俺に従う一生懸命な佳花、可愛いよ。マジに可愛過ぎる。そうやってお前はずっと俺に尽くせよな。そう、そうやって俺の為に尽くすお前が好きなんだから。
段々大きさを増す俺のモノに、佳花の口からは堪らず涎が零れだした。涎?だけじゃねぇよなぁ…。
「佳花」
「…?」
俺が名前を呼ぶと俺のをしゃぶりながら上目遣いに俺の方を向く。
グイッ―
「!?んんんっ!!!!!」
腰を大きく振った俺に驚き、苦しそうな顔をした。まだくわえてろよ?俺は佳花の頭を掴み、腰と同じ様に振らせた。
「ンッ…んんっ…んん!!」
苦し気な佳花にも容赦なく双方の動きを早める。
そろそろ…か―。
「くっ…飲めよ…佳花」
「んんんっ!!」
何を言っているのかは分からなかったが涙目で辛そうな佳花を見るだけで、気持ちは高ぶってきた。
「くっ…いっ…イクッ!」
「んんッ〜!!!!」
一滴残さず、俺の精液を佳花の口にぶちまけた。
佳花の唇からは飲みきれなかった精液が佳花のやらしい涎と一緒に滴れ落ちる。
「はぁ…良くデキマシタ、佳花。ご褒美だよ、股開きな」疲れた顔の佳花。俺が与える刺激に瞑った目、荒い息、滴る粘液…、どれを取っても可愛いよ。どんなに疲れていてもホラ、そうやってちゃんと良い子に股を開く。
…あぁ〜、やっぱゴム付けんの止めた。
「裕司君…」
下のオレを佳花の蜜口にあてがう。
「…佳花、いっぱい感じろよ」
佳花の耳元で囁くと、一気に貫いた。
「あはぁぁあんっ!!!!…ッやっ…イイッ」