パイオツ援助-2
やり方を間違えた。
結局集団レ○プで終わった。
お金もほとんど取れなかった。手元には精液にまみれた百円玉数枚。
まったく割に合わない。どこで間違えたのか。
ここで私は肝心なことに気付いた。何故、気付かなかったのか、不思議でならない。
簡単なことだったのだ。
【料金設定】が高過ぎたのだろう。
ネット検索で相場を調べたが、あくまでも社会人が対象であるし、何よりおっぱいだけのサービスなどは無いからおっぱいサービスの相場が分からない。
いや、厳密に言えばおっぱいパブとかあるらしいが、それもお酒やら何やらがしっかり付いてのオプションであるから中々に料金設定が難しい。
私はとりあえず値下げをしてみた。
これで男子諸君は落ち着きを取り戻すであろう。
視姦コース=プランの金額
タッチコース=10円(揉む、摘まむ行為は別途請求)
揉みコース=一揉み100円(摘まむ行為は別途請求)
お摘まみコース=一コリ100円(揉む行為は別途請求)
ペロリンコース=一舐め100円(吸う行為は別途請求)
ちゅーちゅーコース=一吸い100円(舐め行為は別途請求)
フルコース=全てのコースをセット価格で五千円
手こきコース=1000円
お口コース=2000円
プランは据え置き。
かなり大幅な値下げだ。価格破壊と言ってもいい。
これではプロの人達が困ってしまうだろう。
何だかヌキコースとフルコースのアンバランスさが目立つが…。
細かいことは気にしないようにしよう。
私は早速男子諸君に宣言した。
「一揉み百円ね」
男子達はこぞって私に群がった。
「はい百円、はムッぶ！？」
「んぐごっ！ぶばー！」
「待っ！挿入れぶっ！？」
「むぐっ！あひー！」
「らめー！それ以上らめー！」
「じゅぶるじゅぶしゃー！」
「イグイグイグー！らめもうイグー！」
やられちゃいました。
やり方を間違えた。
結局集団レ○プで終わった。
お金もほとんど取れなかった。手元には精液にまみれた百円玉数枚。
まったく割に合わない。どこで間違えたのか。
私の作戦は見事に失敗続きである。納得いかない。
しかし、私は多くの失敗をし得たものがある。
それは知恵だ。
様々な失敗は確実に私を成長させた。
私は賢いのだ。もうバカ女とは呼ばせない。
ターゲットを先生に絞る。
こうすることによって混乱を避けることが出来るし、何より料金設定を戻すことが可能だ。
私はとりあえず担任(数学教師)の先生に宣言した。
「一揉み百円ね」
「お前さ、期末のテスト7点だよ？」
「あ、それは」
「一揉み一点やろうか？」
「本当ですか！？」
「もちろん」
「じゃあ、どうぞ」
「おいおい、服くらい脱げよ」
「脱ぐとプランで500円…」
「バカだなぁ、脱がないなら【点数上げプラン】そのものを受けられないんだぞ？」
「マジですか！！？」
「マジで」
「分かりました、脱ぎます」
「フェ○すれば10点プラスだ。最後までさせるなら数学の評価を5にしてやる」
「ノった！」
「毎晩付き合えば進級も卒業も安心していい」
「乗った！」
「契約成立だな」
先生と明け方まで頑張りました。
何か騙された感が拭えないが、きっと気のせい。
それはそれとして、パイオツ援助を早く軌道に乗せないといけない。依然としてパイオツ援助の効果は出ていないのだ。
体を売るのは簡単だが、私はそれだけはしたくない。
ただのヤリマンに成り下がるのは私のプライドが許さないからだ。
しかし先生とのことで学んだのは対象が大人だと比較的すんなりと契約が成立することである。
これは社会経験に裏打ちされた結果なのだろう。ガキの男には出来ない芸当だ。
そこで私は意を決して夜の繁華街へと向かう。
そこで見知らぬおじさんに声をかけてみた。
「一揉み百円ね」
「オッケー、とりあえずホテル行こうか」
簡単な作業である。やはり大人の男は一味違う。
ホテルへ入ると早速揉んできた。
「あ、…百円…百円…百円…」
「服脱いで」
「500円かかりますよ？」
「いいよ」
「分かりました」
私は上を脱いでさらけ出す。
「舐めていい？」
「料金プランはここに書いてあります」
「そんなのあるんだ？…ふぅん」
「どうしますか？」
「これ書いてないけどエッチするといくらなの？」
「エッチは無しです」
「うーん、そうだな、君なら五万出すよ」
「五万！？」
「少ない？」
「エッチで五万ですか？」
「いいよ、何なら月20万で契約しない？」
「20！？」
「駄目かね？」
「…やります！」
「交渉成立だね」
朝まで抱かれました。
割とお金が稼げることに気付いた。
おじさんと契約を結ぶことにより、信頼関係が生まれる。私は皆より一歩先へと歩みだした。
大人の関係である。
私は勝者だ。このパイオツ援助で私は勝者となった。
今日も私は繁華街を練り歩く。
胸元の開いた服に指を引っかけ、谷間を見せつけながらおじさんに声をかける。
「一揉み百円ね？」
了