二匹のペット-2
「忘れたい?まるでもう過ぎた過去の事みたいに言ってくれんじゃん?」
「ど、どういう意味…?」
「おまえら、あれが終わりじゃないんだぜ?あれが始まりなんだよ。」
「始まりって…」
「おまえらは俺を3年以上いじめてくれたよな?それを1日で終わらそうだなんてむしが良すぎねぇか?」
「そんな…!あんな酷い事して…もう十分でしょ!?」
「あー、それ、俺も昔、おまえらに思ったわ。でもどんどんエスカレートしてってさぁ、まだやるかぐらいにやってくれたよな?だから俺もまだやるかぐらいまでやってやるんだよ。ま、因果応報ってやつ?しょうがねぇよな?昔自分らがした事だもんな。」
「ゆ、許してよ…。」
口答えしなかったのは、武史の言っている事が真っ当な理屈だからだ。
「許すか、バーカ!これからだよ、これから。ククク!」
2人は絶望した。あまりの絶望にもえは思わず言ってしまう。
「そんな昔の事…」
「も、もえ…!?」
真希はマズいと思いもえの言葉を遮る。
「あ…」
ハッとしたもえ。我に返り武史を見る。しかし取り返しがつかない事を言ってしまった事は武史の顔を見れば分かった。
「矢沢、画像をアップしろ。」
「ヘイヘイ!」
矢沢はパソコンをいじる。
「みろこれ。おまえがピル飲みたさに俺のションベンを顔で受けてる画像だ。ま、微妙に誰だか分かんないけどな?今からこれを掲示板にアップする。」
ドキッとするもえ。
「や、止めて!」
「ゴメン、オネーサン。もう遅いよ。」
掲示板に画像が掲載された。
「あ…」
もう遅かった。
「削除して!削除して!」
騒ぐもえ。
「次はこれ載せようかな。これはマズいぞ?彼氏ならすぐにオネーサンて分かっちゃうよね?顔もバッチリ写ってるし、なんせこの特徴的な乳首は目立つからね〜?」
「止めて!お願い!止めて!」
慌てるもえ。
「止めて欲しかったら、今すぐ俺のチンポしゃぶってよ。」
「えっ…?」
「しゃぶってくれなきゃ載せちゃうよ?ほら!」
指でエンターボタンを押そうとする。
「する!するから…!」
もえは慌てて矢沢のベルトを緩めチャックを降ろす。そしてパンツとズボンを脱がした。
「チュパッ…チュパッ…」
迷うことなくしゃぶり始めるもえ。
「ああ…気持ちいいよオネーサン。」
頭を撫でる矢沢。
「ガキのチンポをしゃぶらされて情けないねぇ?ヒヒヒ!」
ニヤニヤしながら矢沢は言った。
「アニキに目を付けられるなんて可哀想なオネーサン達だね。アニキの近くでいろんなレイプ見てきたけど、鬼だよね。オネーサン達がアニキをこんな鬼にしちゃったんだから責任取らないとね!」
「…チュパチュパッッ」
高校生に好き勝手言われ屈辱感を味わう。しかしいい返すと何をされるか分からないもえはぐっと堪える。