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『STRIKE!!』
【スポーツ 官能小説】

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『SWING UP!!』第11話-63

「すげえな。指、スッポンにでも噛まれてるみたいだ……」
 柔らかく、弾力のよい感触が指先を覆い、“肛門(ア*ス)”の入り口で挟まれた節の部分には、まるで万力にきつく締め上げられているかのような圧迫感を感じた。

 ぐにゅり……ぐにゅり……

「ひっ、ひぐぅっ!!」
 ゆっくり、じっくりと、指を回転させて、響の“肛門(ア*ス)”を嬲り弄くる。
「響ン中、熱いな。指が、溶けちまうぜ…」
 その体温を、指先で直に感じ取りながら、隼人は指先の動きを活発なものにした。
「あぐっ、くっ、ん、んひぅっ、ひい、ひぃっ!」
 反応して響の身体が、悶えてうねる。それが隼人には、愉しくて仕方がない。
「溝ン所からも、ヌルヌルしたもんが、溢れてくるな」
 手のひらに当たっている響の秘処から、とめどなく溢れてくるその“ヌルヌル”。“肛門(ア*ス)”を弄り出してから、それは更に濃度を増して、隼人の手のひらを濡らしていた。
「響が、“カンチョー”されるのが、大好きだっての……丸解りだ」
「い、言わないで……言わないでぇ……」
 恥ずかしさが最高潮を迎えたものか、響は、両手でその愛らしい丸顔を覆った。
「………」
 隼人は、埋め込んでいた指に力を込める。
「ひ……!」
 更に、直腸の奥深くまで進入してきた、隼人の節くれ立った指を感じて、響は息を呑んだ。

 ずぬぅっ…

「ひぐぅっっ!」
 隼人の中指が、完全に、響の直腸に埋まった。自分の指では、届かない深いところにまで、隼人の指先が入ってきたのだ。
「す、すごい……にぃにぃの“カンチョー”、すごい……!」
 背筋を走る、背徳的な快楽は、自分で弄っているものの数倍以上に感じた。
「“おしりにヘンなことしないで!”って、言わないのか?」
「い、言っても、にぃにぃ、やめないもん……」
「まあ、そりゃそうだけどな」

 ぐにゅり…

 と、埋め込んだ指を、隼人は早速とばかりに掻きまわす。
「んほぁあああぁぁああぁぁ!!」
 普段の慎ましやかな姿からは、想像もつかないほどの痴声を挙げる響。
「ひぅっ、ひぃっ、んひっ!」
 直腸の中で指が動き回る度に、胎内の奥から響き滲んでくる背徳的な愉悦が、体中に駆け巡って、悶えさせているのだ。
「ひ、ひびきの、ウ、ウ*チの穴……あ、あついっ……あつくて、ひびき、おかしくなっちゃう!!」
 響が、後ろの孔のことを、ダイレクトに“ウ*チの穴”と呼んでいることは、“東司”の扉越しに何度も耳にしてきた。響が“東司”の中で、彼女が言うところの“ウ*チの穴”を弄ぶ“肛門自慰(アナニー)”に勤しんでいるところを、期せずして隼人は、聞きつけてしまうこともあったのだ。
「………」
 不可抗力とは言え、そんな痴態を何度も“聴いて”きた。そして、昨晩も…。
「響……」
 その度に、“黒い煩悩”が隼人の心を支配しかけたが、何とかそれを押さえ込んで、自分を慕ってくれる響を、無理やり“犯す”ようなことはしなかった。我ながら、よく耐えてきたとも思う。
「響、好きだぞ……」
 だが、今はもう、煩悩を抑える必要はない。己の中で定めていた“時”から、やや前倒しになってしまってはいたが、こうやって響の身体を抱きしめて、指を直腸に埋め込んで、互いの煩悩を満たすのに熱中することが出来る。
 それはとても、幸せなことであった。
「ひびきも、ひびきも、にぃにぃのこと、すきっ……!」
 顔を覆っていた両手が、いつのまにか隼人の首周りに絡み付いて、そして、強く抱きしめてきた。恥辱的に“肛門(ア*ス)”を弄られていながらも、とてもいじましい響の所作である。


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