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麻雀の勝負の末・・・
【寝とり/寝取られ 官能小説】

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鑑賞-2

妻は結婚を機に仕事を辞め、ずっと専業主婦で家事をやってくれています。
学生時代の女友達や元職場の同僚とたまにランチに行きおもっきり話すのがストレス発散のようで、互いの旦那の愚痴を言ったりガールズトークで盛り上がったりしてたそうです。
一番耳にするのが、子供ができてすっかりレスになった話や、アレが勃たなくなったとか、
うちのは早いとか・・男同士よりも露骨な話をするようです。

俺が妻の事をどう思っているのか、まだ愛されてるのか、それを試したくなったのも、
向井さんに抱かれようと思った一つの理由だと話してくれました。
すっかり慣れて忘れていた新婚時代に戻ったように時間を忘れて色んな話をし、
改めて向井さんに感謝をした瞬間でした。

翌日も昼間は妻の買い物に付き合い服や新しい下着(今だに恥ずかしくて一緒に下着売り場には入れず、手前のベンチで待っていましたが)を買っていました。
荷物を持ち、家に帰る頃にはクタクタで2時間程眠ってしまいました。
6時頃、妻に起こされ軽く腹ごしらえをして、7時に間に合うように家を出ました。
「じゃあ、行ってくるね」
「うん。いってらっしゃい。先に寝てるからね」
いつもと変わらぬ会話を交わし、車を走らせ向井さん宅へと向かいました。
ピンポーンと、鳴らすとインターフォンから向井さんの声が、
「あ、田原です」と、答えるとすぐにドアを開けてくれました。
いつもは奥さんが出迎えてくれるのに、と思い、聞いてみると、買い忘れた物があるといって近くのスーパーへ出かけたそうでした。

「お邪魔します」と、中に入るなり麻雀部屋へ呼ばれ中に入りました。
いつも使わせてもらっていた麻雀をするだけの部屋。全体を見渡しここで妻は抱かれたのだと、あの棚の引き出しにゴムがあったんだ。と、何とも言えない気分になりました。
「そんなとこに突っ立ってないで、座ったらどうかね?」
机の上には麻雀のマットを敷き牌が用意されている、座布団の上に座りました。

「博之くんだけを早く呼んだ理由はわかるよね?」
無言で頷きました。
「実は妻には無理を言って席を外してもらったんだよ」
やはり二人の会話を聞かれたくはないらしく、今日は麻雀をする日だからとおつまみになる食材を買いに行かせたそうです。
向井さんは机の下から、透明なケースに入れたDVDを渡してくれました。
「先週の土曜日は本当に世話になった。そして、遅い時間まで付き合わせてすまなかった。奥さんから話は聞いてくれたと思うが、この部屋で起きた事を全て撮ってある。カメラマンがいたわけではなく固定したままだから映ってない部分もあるだろうが、博之くんが観たいと思う時に観てくれればいい」
最初に頭を下げた向井さんに何も言えずDVDの入ったケースを受けとりカバンにしまいまいした。

取り乱す事なくDVDを受け取った俺の態度に
「その様子を見ると奥さんから直接、話を聞いたようだね」
向井さんは少なからず妻から二人の話を本当は話して欲しくなかったような感じに思えた。
「えぇ、帰ってきた日に、今日は疲れたから聞きたいのなら次の日話すね。と言って眠ってしまいましたが、日曜日の朝から思い出しながら話してくれました。それで・・」
すぐには言葉が出ずに、沈黙の時間が続き「向井さんには本当に感謝してます。今でも妻が向井さんに抱かれ、何度もイッた事は許せませんが、それでも俺達夫婦の絆は深まったと思っています」
セックス自体では負けを認めても妻を愛する夫としては負けを認める訳にはいかず、ハッキリと言いました。
それを聞いた向井さんもようやく明るい顔になり「ははっ、そうか、実は博之くんが怒ってしまってないか、本当に心配してたんだよ。思っていたより器が大きいようだね。
私としてはそのまま奥さんをこれからも。と、最初に言ったようにいつか夫婦交換ができればと思っていたのだが・・その隙はないようだね。残念のような嬉しいような・・」

「妻もいい思い出として受け止めているようです。向井さんが俺たちの事を心配して妻に話をしてくれた事も聞きました。もしあのまま何もなければいつかレスになっていたかも知れません。セックスの大事さを教えてくれたのは向井さんです。
本当にありがとうございました」
男としても認めてもらった気がした俺はようやく集まった二人を交え、麻雀が始まりまじた。

奥さんも帰ってきたようで、ビールやおつまみを作って提供してくれました。
一瞬、俺の顔を見て、ニコっと微笑んだような気がしましたが、特に気に留めることなく、美味しい手料理おつまみを頂きました。

深夜になり、また男の話になりかけた頃、誰かがこの前の夫婦交換の話を持ちださないかと、一人ヒヤヒヤしていると、同僚の同期の方の山下(43・独身)が(ちなみにもう一人の同僚は後輩で新田(30・独身)と言います)
「そういえば、この前のオーラスで賭けてた奥さんの話はどうなったんだ?」
来たっ。と、俺は思いなんて言い訳しようか考えてると、
「ははっ、実はあの後博之くんに泣き着かれてね・・今日の勝ち分全部で許して下さいって、言ってきたんだよ。それに私も本気ではなかったしね、自分のやる気を出すために
言っただけだよ。だからあの話は消えたよ」



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