里美 第2話-5
「里美、喉が渇いちゃった」
美枝が甘えた声で言う。
「んっ…」
美枝が冷たい水を口に含み、口づけて美枝の喉へと静かに流し込む。
里美は口に氷を含んで溶かしていく、心地よい冷たさが口の中を支配する。
「きゃぁーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ」
美枝が大声で叫んで、バタバタと足をばたつかせ、里美の頭を押しのけた。
冷たく冷えきった口と凍った様な舌で、里美が美枝のクリトリスを咥え込んだのだ。
「里美ぃーーーーーーーーこらっ!やったなぁー」
二人して学生の頃みたいに、抱きついてじゃれ合う。
「ずっと、こうしていけるといいね。たまにでもさ」
ベッドに横になって、美枝の腕枕で横たわると幸せを感じる。
「あたしが結婚したとしても、きっとできるよ。そんな旦那を選ぶからさ」
美枝はそういうと笑って、里美の額に口づけた。
「明日、どうして遊ぼうか?ピザ屋さんとかさ出前持ちの人とか」
「だね♫ どんな見せ方が一番男が喜ぶんだろうね?やっぱりチラって見えるより、モロに見えた方がいいのかなぁ」
「でもさぁお義父さん、あたしのブラが見えただけでも相当興奮してたからね、チラチラって見えた方が想像が加わって興奮もすごいんじゃない?」
「そっかぁ、見せるっていうのも奥が深いね」
その言葉に二人して大笑いした。
二人揃うと、いつも中学生の修学旅行前みたいに、はしゃいでなかなか寝付けなかった。
そうして、いろんな話をしたりしているうちに、いつの間にか寝てしまい、目が覚めたらもう明るくなっている。
夢の中で、里美は美枝に抱かれていた。
身体が美枝を欲して熱くなって、奥深くから里美が溶け出していくみたいに。
「イっちゃう…」
快感で目が覚めたら、里美の股間で美枝の頭が動いていた。
「もぉ…夢じゃなかったんだ」
心地いい気だるさの中で、里美が言った。
「寝顔がかわいかったんだもん。ついね」
美枝はそう言うと笑いながら抱きつき、唇と重ねてきた。
「そろそろ起きよっ。もう10時過ぎてるよ」
そう…今日と明日は美枝と二人の、楽しいゲームが待っている。
次章につづく