契約A-3
そんなこともあって朝の登校時には何も出来ず、優子の調教は三時限目になってしまい、当然授業はサボることとなった。
「んんんッ、ぁぁッ……修一様……」
修一が黒いタイトスカートに手を突っ込むと、やはり優子の腰は陰部を擦りつけるように動いてしまう。
「昨日はどうだった? イけたか?」
今日はそのまま好きなように擦り付けさせながら訊く彼に、優子は
「はいぃッ、んッ……イきましたぁッ」
と答える。
「そのわりには盛ってんな? ケツでしかイけなかったからかな?」
「んッ、んんッ! ああぁッ……どうしてッ……」
優子は困惑しながらも、性欲の命令に抗えず彼の手に股間を擦り付け続けていた。
身体の高揚感が夫を相手にしている比ではなく、修一に快感を与えられると子宮が叫ぶように収縮してしまう。
それは、夫の棒切れで何とか到達する事の出来る絶頂寸前……彼の手に陰唇を擦り付けるだけで、もうそんな状態なのだ。
「言え」
「そッ、そうです……んんッ! くうぅん! お尻でしかッ、イけなかったんですぅぅッ……ぁぅッ!」
優子の腰はピッチを上げていた。
一際感じる刺激を探り出し、全く動く気配のない彼の指先にショーツ越しの肉蕾を擦り付けている。
「じゃあ俺が性処理に使うときもケツにやろうか?」
胸を突き出すようにして恍惚の表情を浮かべている優子の股から彼の手が逃げていった。
「ああぁぁぁあぁ……お願いしますッ、修一様……オマ○コッ、イかせてくださいぃ……」
優子は修一に寄りかかり、とうとう自らの口で懇願してしまう。
潤み始めた瞳で覗き込み、快感を求めて腰を踊らせ、縋りつく。
先日修一から受けた穿ちからの絶頂が夫に抱かれる度に蘇り、身体は修一を求めてしまうのである。
「何かすることは?」
修一は敢えて命令として言い切らないよう心掛けた。
そうやって寝取り気分を満喫しているのだ。
跪くまではすんなりと、その後を躊躇いながら行う優子に確かな征服感を得ているのだった。
「どうした?」
軽く腰を突き出す修一に、観念したのか、優子はそっとファスナーを引いていく。
そして出てきた、棒切れとは比較にならに剛直に身震いを起こし、自分の意思でくわえ込んでいった。
「早速おしゃぶりか。旦那にはしてやらないのにな……」
優子は上目で何か訴えるも、肉棒を離そうとはしない。