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野生の悪魔が現れたっ
【ファンタジー 官能小説】

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契約A-2

「んんッ、幸せぇ……ッ……」

 絶頂を噛み締める金髪の彼女は前のめり倒れ込む。
 彼が器用に腰を動かして剛棒を引き抜く頃には、順番待ちしていた新人奴隷の二人が今か今かと顔を寄せ合っていた。
 現れた愚息から丁寧にゴムを剥ぎ取り、液溜めに溜まりきらなかった白濁を纏うシャフトを必死に舐め始める一人と、ゴムを絞って中身を舌上へ落とすもう一人。

「「美味しい……」」

 と洩らしながら腰をフリフリ振って迫り来る性欲に悶絶している。
 やがて直ぐに三つの舌が共演し、性的興奮の証を味わいながらイチモツを奉仕するという最高の喜びを貪る。
 両脇の嬌声と犬食いするお嬢様とをオカズにまた血流を集めつつある肉棒を三人のクラスメートにしゃぶられながら、彼は今朝の事を思い出して自嘲しそうになっていた──。



「ひうううッ! んッ! あああッ……固いぃぃッ! 朝勃ちチ○ポカチカチですううぅッ!」

 今朝のアラームは、こんなミルルの嬌声であった。

「ちょッ、ミルル……うッ!」

「あぐッ! はうううううッ! ザーメン来てますうううッ! お腹にドピュドピュってッ、んッ! かはッーーーーーッ! あ゛ーーーーーッ!」

 天を仰ぐミルル。
 修一に跨がったままガクガク震え上がったかと思うと、修一に注入された朝一のミルクをお返しするかのように母乳を撒き散らし、ついでに潮まで吹き上げている。

「朝からお盛んなやなぁ……」

 言いつつ、修一の身体に散った母乳をクランはチロチロ舐めていた。
 まるで喉が渇いているかのように、彼の上半身をペロペロ舐め回していつになく幼気な笑顔を浮かべている。
 朝一番の濃厚な精液によるミルルの魔力回復については納得したのか、昨日の機嫌の悪さが微塵も感じられない。
 一方でミルルは

「おはようございますッ……修ッ、一さん……」

激しい痙攣はおさまったものの、未だ髪の端をピクピクさせながらニッコリ笑って言うのだった。

「ケツマ○コはッ、どうでしたか?」

 腰を上げ、直腸内から現れたイチモツにキスを浴びせていく。

「ちょ……ミルルッ……」

「今、綺麗にしますからね……」

 そして修一の局部は口による熱い抱擁を受けることになる。
 修一は快感半ばながらにも朝食や着替えなどの時間を考えていたのだが、それは二発目を促す口腔奉仕に頭の片隅へ追いやられたのだった。


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