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レイプ犯 湯島武史
【レイプ 官能小説】

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最後の性戦・瀬川涼子レイプ-2

 涼子はクロロフィルムを手に入れる。いざという時に犯人に嗅がせて気絶させようと言う気だ。スタンガン、銃も常備している。
 「どんな手を使ってでも、例えどんなにボディーガードがいたとしても、犯人は必ず私を拉致する事に成功するはず。そこからが勝負だわ。」
自分は必ず拉致されると覚悟している。そこからいかにして犯人に勝つかをいつも考えている。握るとすぐ潰れる容器にクロロフィルムを忍ばせて何個か持っている。その1つをパンティの中に入れている。拉致された時にそれを割るのだ。犯人は絶対パンティを奪い匂いを嗅いで恥辱してくるはずだと考えた涼子。そのパンティにクロロフィルムを染み込ませて嗅がせる事も考えていた。
 捜査1日目…、特に何も動きはなかった。早く捕まえたいという気持ちの中にも、ホッとしている自分に気付く。部屋に帰りベッドに横たわる涼子。
 「私だってレイプされたくないよ…。怖いよ、レイプ…。あんな悲惨な姿…、嫌…。」
不意に本音が零れる。女としてレイプされるという最悪の悲劇に恐怖を隠しきれない。女としての本音が口からこぼれた。しかしレイプされたたくさんの被害者の顔が浮かぶとそうも言ってられなかった。
 「初めから私がレイプされてればこんな事件にはならなかったのかな…?」
気がゆるむとついつい弱気になってしまう。
 「いざ入れられたら私…抵抗出来るかな…。抑え付けられて…。服をビリビリに引きちぎられて…、唇を塞がれて無理矢理挿入されて…、そして中に出されて…。妊娠…。」
涼子、男性経験は意外と1人だけだ。しかも回数で言ったら3回。涼子は3回しかセックスした事がなかった。気が強い涼子。男の下になって見下ろされるのが嫌いだ。段々苛々してくる。初めての相手が、体を許した瞬間から急に偉そうになったのがムカついてすぐに別れた。それ以来、誰とも関係を持っていない。
 「男なんかに見下されたくない…!殺すつもりで立ち向かわないと!」
弱気な自分を奮い立たせる。涼子の選択肢の中に、犯人殺害も含まれていた。身を引き裂かれるようなレイプ被害に合うぐらいなら警察官としての自分を捨ててでも事件を終わらせてやる…、そう意気込んでいた。翌朝、朝一番で出署した涼子は射撃室に入り何度も何度も銃を撃った。


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