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露出する女
【痴漢/痴女 官能小説】

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幸子 第12話-4

シャワーを浴び終わった幸子は、バスタオルを身体にまいたままで部屋に戻った。
時計を見ると、幸子までにはまだ15分くらい時間があった。

その間、男のマッサージを見たり、話をしながらボディクリームを手足に塗り始めた。
バスタオルの中はもちろん下着はつけていない、幸子は絶妙の角度で男の視線を誘った。

腕を終わると、男に見えない様に胸元をゆるめて乳房全体に塗りひろげ、足のつま先へ、そこから足の付け根辺りまで、微妙に見えない角度をつけて塗っていった。

その間、男は美奈の背中や足をマッサージしながら、ちらちらと胸元や股の所に視線が動く。
そんな男の視線に気づかないフリで、幸子は布団に寝転がると片足をあげたりしてストレッチを始めた。

それまで幸子の方にハスに背中を向けてチラチラと見ていた男が、とうとう体を入れ替えて美奈の向こう側に座ると、幸子に向かい合う様に体を向けていた。
そんな男の視線に気づかないフリで、幸子はテレビの方を見ながらストレッチを続けていた。

「はい、終りました」
美奈は軽い寝息をたてている。

「じゃぁ、お願いします」
幸子は布団にうつぶせになるとバスタオルをはずして腰にかけた。
華奢で白い肌の、背中と腕、ふとももが蛍光灯の灯り下で浮き上がる。

「じゃ。。じゃぁ始めます」
幸子の方にタオルをかけると、揉み解し始めた。

「気持ちいい。温泉の後のマッサージって気持ちいいですよねぇ」
梅酒とマッサージで血行の良くなってきた肌が朱に染まり始める。

「露天も気持ちよかったでしょう」
男はそんな話をしながら、肩から腕、手のひらへと移っていく。

肩から両腕が終わり背中へ移り、それまでマッサージのタオルを使ってやっていたのが、いつの間にか幸子が体を巻いていたバスタオルを使ってやるようになっていた。

(うまいなぁ…こんな風にさりげなくやってくなんて)
幸子は心の中で感心し、男がまんまと幸子の術中にはまってくのが面白かった。

(この後どうしてくんだろ?)
男のうまさに、期待と興奮が高まっていく。

男は大胆にバスタオルを取ると、背中からふくらはぎにかけて縦長に広げると、背中のマッサージを続ける。
男にとっては、ある意味賭けだった。
もし取った時に文句言われたら…その時のいい訳も考えてやった。

(気づいてないのかな)
男はそう思いながら、マッサージを続けていた。
背中を揉み解しながら、段々とタオルを上にずり上げていく。

(寝てんのかな?)
尻のギリギリの所にまでずり上がらせては掛けなおす。
それを2〜3度、試す様にやってみても、うつ伏せになっている女は何も言わない。

「そこ痛いけど、気持ちいい。」
腰に移った時、幸子が言った。

「腰が痛いときは、たまに太ももまでしびれる事があるんですよね。。」
気持ち良さげに揉まれながら、幸子がそう言った

「だいぶ固くなってますもんねぇ。ここから、こうと痛みは走るんですよ」
男はそう言いながら、腰から尻を伝って太ももの裏側を膝の所までさすった。

「じゃぁ、その辺をいっぱいやってもらえますか」

「はい、わかりました」
男はそう言うと、腰から尻にかけて揉み解し出した。



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