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露出する女
【痴漢/痴女 官能小説】

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幸子 第12話-3

山の幸と川の幸の料理は、ほっぺたが落ちる程おいしかった。
食事の後しばらくしてから、もう一度露天風呂を楽しんでから、食事の時に出た宿自慢の自家製梅酒が美味しくて持ってきてもらった。
二人してちびちび飲んでいるうちに、すっかりほろ酔いになってしまっていた。

「ねぇマッサージ頼もうかぁ」
美奈はそう言うとフロントに電話して、来てもらえる様に頼んだ。

(またぁ…)
美奈は頼んでおいて、いつも途中で眠ってしまう。
この間の時は大いびきをかいて、幸子は恥ずかしい思いをしたのを思い出した。

(今日も飲んでるからなぁ。。大丈夫かなぁ)
二人して寝転んで話をしながらも、幸子はそんな心配をしていた。

「失礼します、マッサージです」
30分くらいしたとき、50半ばくらいの男の人が入ってきた。

「じゃぁ、お願いします」
幸子を二人重ねたみたいな美穂が寝そべって、もう眠たそうな声で言った。

「太ももと腰と背中を重点的にお願いします」

白いタオルを浴衣の上に広げると、マッサージが始まった。
そうしているうちに、まだ時間の半分も経っていないのに美奈はもう眠りこけ始めた。

「あっ、気にしないでそのまま続けて下さい。いつもなんです美奈ちゃん」
軽いいびきをかいている美奈を、気にしているマッサージ師に向かって幸子は微笑みながら言った。

「大変でしょ」
幸子が笑って言う。

「あぁ、、、はい。けっこう体格がよろしくていらっしゃるから」
男のその言葉に、幸子はつい大声で笑ってしまった。

「今の内緒っ、内緒ですよ」
幸子が慌てて口を押さえてそう言うと、今度は男が吹き出してしまった。

「美奈ちゃんの後が空いていたら、あたしもしてもらおうかな」

「大丈夫ですよ。延長とかあるもので、続けてぎちぎちには入れてないですから」
男はそう言うと、フロントに電話して延長を告げた。

「きゃっ!」
男と話をしながら、まだ1人で梅酒をちびちびと飲んでいた幸子は、梅酒を浴衣にこぼして声をあげた。

「大丈夫ですか?」
男が声をかけた。

「あっ、大丈夫です。ベタベタしそうだから、ちょっとシャワー浴びてきますね」
幸子はそう言うと、部屋付きの浴室へと入っていった。



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