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露出する女
【痴漢/痴女 官能小説】

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露出する女-4

「あっ…はぃ...大丈夫です」
そう言いながら、幸子はとうとう下腹を押さえながら、しゃがみ込んでしまった。

「だっ…大丈夫ですか?」
男があわててしゃがんで幸子の顔をのぞく。

「あっ…うんっ…はい、大丈夫です。おいくらでしょう?」
幸子は男の顔を見ずに、絞り出す様に言った。

「あ、はい。ピザとコーラで2560円になります」

しゃがみ込んでいる幸子の股間を見ながら、男が言った。
Tバックが女陰のワレメに食い込み、小陰唇とその回りを縁取る恥毛までがはみ出していた。

(ヴゥゥゥゥーン)
お金を出そうと財布を開けた幸子と男との間の沈黙の中で、幸子の胎内から響いてくるバイブの音がかすかに聞こえている。

(あぁっ…やだ。恥ずかしい…聞こえてる)
計画にない思いがけない羞恥心と、卑猥な音を聞かれている快感が押し寄せてくる。

(なんだ?この音…どっからの音だ?)
男は、確かに目の前の女から聞こえてくる、かすかな聞き覚えのある音に耳を澄ませながら、音の出所を探していた。

軽く荒くなっている息づかいや、いまや肩まで朱に染まってきている幸子の様子を見ると、音の発生源は一つしかなかった。

「す…すみません。これでお願いします」
もう小銭を数えるのを諦めて、幸子は1万円札を差し出した。

乳首は立ってぽっちりと浮き上がっていたし、スリップドレスの裾はまくれ上がって、Tバックのパンティーがモロに見えていた。
そんな幸子の痴態を、男は釣り銭を数えながらじっくりと見ていた。

「えぇとぉ、大きいのから。。」
差し出すお札を受け取るのに、男の手が触れる。

「あっ…あぁぁ…」
次に出された小銭を受け取るのに、手と手が触れた瞬間軽い絶頂が幸子を襲い、つい声が漏れた。

「ご…ごめんなさい」
幸子はそう言うと、たまらず股間を右手で押さえた。

ヴィィィィーン

「あっ…あっ…あっ。。。いやっ…」
幸子は男が居るのもかまわずに、後ろの壁に背中をもたせかけ、Tバックを横にずらすと女陰全体を右手で覆い揉む様に撫でさすった。

「いやぁぁぁぁあ…見ないでっ!あぁぁっ...イっちゃう、イっちゃうっ」

広げられるだけ足を広げると、目の前の男に全てを曝け出しながら腰をふって果てた。
目の前での壮絶なオナニーを繰り広げる幸子を、男は驚きながら一部始終を見ていた。

幸子は荒い息を吐きながらぐったりとしている。
よく見ると、膣の入り口から小さいリングがついた紐が垂れ下がっていた。

「あぁ。。恥ずかしい…ごめんなさい。。。こんなとこ……」
顔を手で覆って、ささやくようにそう言った。

「えっ…いや…あの。。。はい。あの…」
男はどうリアクションしていいかわからずに、しどろもどろになってやっとそれだけ言った。

「ほ、ほんとにすみません...あの...ありがとうございました、またお願いします」

(あたしったら、なんのお礼言ってるんだろ)
幸子は、まだはっきりしていない意識の中で、ふらふらと立ち上がった。

「あぁ…はい。ありがとうございました」

男はあっけに取られて言った。
幸子はふらふらしながらも、ピザとコーラを持って男を玄関から送り出す素振りをした。

男にしてみれば、目の前に人参をぶら下げられて、走らされていたのに、その目の前の餌を、急に取り上げられて、行き場が無くなった様なものだった。
不完全燃焼のままで、なんとなく玄関の外に出された男は、不満げに未練たらしく振り返り振り返り階段を下りていった。



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