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ゆっきの日記
【女性向け 官能小説】

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野外H-19

 彼が優しい声で、「少し散歩しよう」って言いました。

 私うなずいて、二人で浴衣姿のまま、保養所のサンダルをつっかけて、外に出ました。
 手をつないで歩きました。
 真夏とはいえ、やっぱり夜中だし、高原だったから肌寒かったのだけれど、なんか火照った顔には気持ち良かった。
 周りには、これといった施設も無いし、真っ暗で、でも、月と星が凄く綺麗でした。

 私の頭の中は、さっきの彼の言葉「結婚するつもりだよ!」がぐるぐる回っていたけれど、同時に、やっと二人きりになれて「やりたくて仕方ない」気持ちもわき上がって来ました。

 本来だったら、そんな「感動的な言葉」を聞いたばかりなら、Hな気持ちが沸き起こるなんておかしいのかもしれないけれど、

「やりたくなっちゃったんだもん!」

 が、素直な表現(笑)。
 自分でも「不謹慎」って思って、「今それを言うわけにはいかないよね!?」なんて自問自答してたら、彼が、つないでいた手を離して、私の肩を抱いて来ました。
 そして、耳元で「やろうっか!?」って、言いました。

 少しそのまま歩いて行った所に、海の見える見晴し台がありました。
 それほど大きくない街の夜景と、その先に真っ暗で分かりづらいけれど、海が見えました。
 よく見ると、遠くに船の明かりのようなものが見えました。

 見晴し台には、石と鉄で出来た柵があって、その下は崖になっていました。
 私たち、その柵の所まで行って、しばらく海を見ていました。
 少し生温い風が崖下から上がって来てました。

 彼、私を抱きしめました。
 優しく、それから強く。
 そして、私の顎に手を添えて上を向かせると、キスして来ました。

 彼と知り合って、初めてキスされた時の事を思い出しました。
 優しくて、適度に強引なキス。もう、それだけで私、メロメロです。
 立っていられないくらい感じちゃって、彼が私の腰に回した腕で、支えてくれてました。
 私のお腹のあたりに、堅くなった彼のあれが当っているのが分かって、よけい感じちゃいました。

 私、その夜はブラを着けていました。
 彼、浴衣の背中の上から器用にブラのホックを外しました。
 そして、浴衣の襟を広げて、おっぱいにキスをされました。
 時々歯を当てて、やっぱり適度に強いキス。

 「あんっ!」って喘いじゃいました。

 私、我慢出来なくて、彼の浴衣の裾を広げてパンツの上から彼のあれを触りました。
 さっきお腹で感じて分かっていたけれど、カチコチになって、上を向いてました。
 彼も、私の乳首を舌で転がしながら、手を浴衣の合間から入れて来て、いきなりパンツの中に入れて来ました。
 もう、濡れ濡れだったので、何の抵抗も無くクリトリスを素通りして、最初から指を入れられました。

 「あああああ・・・・・」

 声を抑える気はありませんでした。


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