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インスタント・ラバーズ
【痴漢/痴女 官能小説】

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饗宴の夜-8

「おい、お前ら、人の車の中で運転中に何やってんだよ!」

 たまらず、無言だったコージが、その行為に口を挟み割って入った。

「あ〜ッ! 兄貴すんません! 俺、もうどうしても我慢出来ないんス!」
「お前な、人が今まで下手に出てりゃあいい気になりやがって……」
「あら、コージ君は、わたしに夜景見せてくれるって約束してくれたでしょう?」
「クッ……!」
「そこに連れて行ってくれたら、わたしも約束を守ってあげるわ。今はユウキ君と遊んでるから、しばらく運転に集中しておいてくれる?」
「そんなこと、車内でされて、集中できるかよ!」
「フフ、男なら、我慢しなきゃ。わたしも、静かにするから。ね?」
「チッ……!」

 コージは、渋々ながらも仕方なしと割り切ったようだ。きっと彼も股間を膨らませながら。
 ユウキに触れながら、コージを焦らしている。
 二人の若い男を手玉にとる感触が、たまらなかった。歪んだ性癖だと自覚している。
 でも、これは治らなかった。この歪みの味に、わたしは依存してしまっている。
 これ、欲しい――――
 わたしはユウキの幹を扱きながら、これを節操のない自らの肉穴に受け入れることを想像する。
 ユウキの勃起はビクンビクンとひと扱きする毎に手の中で跳ねた。

「ねぇ、ユウキ君。ここ、女の人に触られるの、気持ちいい?」
「最高に、気持ちいいッス……女に扱かれてるのが信じられなくて……なんか、もう……」
「もう、出ちゃいそう? 少し我慢しなくては、ダメよ」

 ユウキは早くも射精の気配を漂わせている。
 女性に触れられるのが初めてなら、そういうこともあるかもしれない。
 わたしでそうなってくれることが嬉しかったし、自尊心も満たされるような気がした。
 フフ、なら、もう少しサービスしてあげようか。
 わたしは座席から腰を浮かすとスカートの中に手を入れて、スルリとショーツを脱ぎおろした。
 そして、その生暖かい白いショーツをユウキの勃起にあてがって、扱いてやる。


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