幼馴染のお姉さん-16
あり得ないことに、俺のチンコが段々と大きくなってきている。何故だ!? 今の俺に
は勃起するだけの元気はないというのに。
「女の子のパンツの力は絶対なのだよ〜」
そう、なのか……? 女の子の下着の力は絶対なのか!?
「んふふ〜和樹くんのが大きくなってきたことだし〜このまま精液を搾り取ってあげるね〜♪」
「――や、搾り取られるのはちょっと!」
そこまでされてしまっては、色々と拙い気がする。恐らくだけど、風邪が悪化すると思う。
出来ることなら、今日中に治したいのに、精液を搾り取られたら絶対に治らないじゃないか。
「し〜こ、し〜こ扱きましょ〜♪」
何だか訳の分からない歌を歌いながらチンコを扱き続ける。
くぅ、は……っ、精子を出したくないのに――イキたくなんかないのにっ!
春香さんの下着のせいで俺は――
「精を出して元気になりましょうね〜」
「うぁあっ、あ!」
ビュルルと春香さんのパンツの中に精子を吐き出してしまった。
「はぁ……あっ、はぁ、あ……」
「うふふ〜たくさん出したわね〜」
下着にたっぷりとついている精子を眺めながら楽しそうに微笑む春香さん。
「あ〜でも、和樹くんが精子をたくさん出すから〜このパンツ穿けなくなっちゃったね〜」
「……すいません」
ですが、あなたがこんなことをしなければよかったんですよ。声に出すことは出来ない
けど、それだけは心の中で言わせてください。
「別にいいけどね〜♪ どうせ隣だしね〜」
まぁ、確かに歩いて一分もかからない距離ならノーパンでも大丈夫か。
「でも〜もしもってことがあるかもしれないから〜和樹くんのパンツを借りるね〜♪」
「はぁ!? お、俺のを!?」
「そうだよ〜。和樹くんのパンツを借りたら、もしもがないと思うの〜」
いや、まぁ確かに男物とはいえ、何かを穿いていたら安全ではあるけど、本当に家が隣
なんだから別に何も穿かなくても……
「ちょっと和樹く〜ん。自分のお嫁さんに対して少し配慮が足りないんじゃないのかな〜」
「お、おお、お嫁さんって――」
「責任、取るって言ったでしょ〜」
「……はい、言いました」
あまりに消去りたい過去だったから忘れてたけど、俺は責任を取って春香さんと婚約をしたんだったな。
「そういうわけだから〜和樹くんは〜お嫁さんを守るためにパンツを貸す義務があるのです〜」
正直、義務じゃないと思うが、余計なことは言わないほうがいいだろう。
「……分かりましたよ。貸せばいいんですね」
「うん〜和樹くんがさっきまで穿いてたパンツを貸してくれたらいいんだよ〜♪」
「…………ん?」
今、何かおかしな言葉が聞こえたような気がする。
「だ〜か〜ら〜、和樹くんのそのパンツを貸してって言ってるの〜」
春香さんによって脱がされた俺の下着を指さしながら催促してくる。
「いやいやいや、さすがにこれを貸すわけにはいきませんよ。そこのタンスに入ってます
から、そこから一枚選んで持っていってくださいよ」
いくらなんでも、さっきまで俺が穿いていた下着を貸すわけにはいかないだろ。
「嫌だ〜和樹くんがさっきまで穿いていたやつじゃないと、いや〜」
お菓子をねだる子供のように駄々を捏ねる。ちょっ、そんな子供でもやらないような、
手足をバタバタとさせるのは止めてくださいよ。埃がたちますって。それに――そんな短
いスカートのナース服でジタバタすると……見えてはいけないものが……あなたは今、ノ
ーパンなんですから、気をつけてくださいよ。
「むむむ〜和樹くんからエッチな気配を感じるよ〜」
「な、なな、何を言っているんですか。俺がエッチなことを考えるだなんて……」
ありまくりだけど、ここでは黙っておこう。今、春香さんを変に刺激したら、また俺の
精液を搾り取ろうとしてきそうだから。黙っておくのが利口だろ。
「もしかして〜二回戦をやりたいのかにゃ〜?」
「だからないですって!」