無謀な計画-1
「頼まれていたもの、これでいいかな?」
「ありがとう。さすがパパだわ……こんなに早く用意してもらえるなんて」
「ほかならぬ、マヤの頼みだからね。ほら、こっちにおいで」
佐伯から茶封筒を受け取ったマヤは、上機嫌で微笑んだ。
中身は緑色の錠剤が数粒。
いつものホテルの一室。
ソファには、備え付けのガウンを纏っただけの佐伯。
マヤはその隣にゆっくりと腰を下ろし、甘えるように腕を絡ませた。
佐伯の指が、マヤの胸元に伸ばされる。
器用な指先が、片手だけでするすると洋服を脱がせていく。
早くも露わになった下着の上から、胸のふくらみを持ち上げるようにして揉まれる。
久保田とは全く違う、慣れた手つきが心地良い。
「で、君は何をしようとしているんだい? あのメールだけでは、よくわからなかったんだが……」
「んっ……聞きたい……?」
「ああ、もちろんさ」
「協力、してくれる?」
「はは、パパを試しているのかい? マヤのためなら、何だってしてあげよう」
乳房を揉み上げる指が、少しずつその先端へと移動する。
ついさっきまで、久保田に可愛がられていたせいか、少し触れられただけで声がでてしまう。
「あぁんっ……」
きゅっと乳首をつままれる。
ブラの上からでも刺激に耐えきれなくなり、思わず手を払いのけようとした。
佐伯が体重をかけて、マヤの体にのしかかる。
かたくしこった乳豆はよりいっそう強く捻られ、背筋がびくびくと震えた。
「どうしたんだい? パパに触られるのが嫌なのか?」
「違うの、……お話、するから……ちょっと待って……」
「駄目だ。このまま、しっかりお話しなさい」
下着が押し上げられ、豊満な乳肉がまろび出る。
すでに隆起した薄桃色の突起が指の腹で押し潰され、甘い痺れが子宮にまで届いていく。
足の間が熱を持つ。
じんじんするその部分を慰めるように、ふとももを擦り合せた。
「やあんっ……! あ、だめ……あぁっ……」
「やけに反応がいいね。ほら、ちゃんと言いなさい。君がしようとしていることを」