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スリリングなダブル不倫
【熟女/人妻 官能小説】

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第四章 女と男のちがい-1

            第四章  男と女のちがい

 沙智子の中で武志がはじけて、エキスを注ぎ込んだあと…

「奥さんの退院、もうすぐね」
「念のためさらに一ヶ月延長したからね」
「武志さんともこれでおしまいなんて残念だわ」
「沙智子さんも、ご主人がそろそろ…」
「ええ、あと三ヶ月ぐらいで帰れるらしいわ」
「それじゃぁ、お互いによかったですね」
「あらぁ、少し不公平じゃないかしら?」
「そんなことはないですよ」
「え? どうして?」
「ご主人を迎えるのに三ヶ月は必要では…」
「え? なにが?」
「恋人がいない時間です」
「あら、それだったら武志さんだって同じでしょ」
「いや、男と女ではまったく違うんですよ」
「え? なにがどう違うんですか?」
「それなねぇ…あの時の違いですよ」
「あの時?」
「初めから登りつめるまでの違いですよ」
「それがどう違うんですか?」
「女性はじつに変化に富んでいるでしょ」
「そうかもしれないけど…」
「だから…恋人の痕跡が残りやすいんです」
「それは、男性だって…」
「いや、男なんて最後に弾けたら終わりです」
「………」
「コレに残っている沙智子さんの痕跡は誰にも判らない」
「すぐに消えてしまうから?」
「いや、僕の頭の中にはちゃんと残ってるよ」
「でも、それって男性本位の理由づけみたい」

 しばらく沙智子から言葉が消えて…

「あら、なんの話だったかしら?」
「沙智子さんと僕のお付き合いもそろそろ終わりかなと…」
「そう…それを言いたかったんだわ」
「僕にはとても素晴らしい三ヶ月だった」
「わたしもだけど、ちょっともの足らない気持ちが…」
「え? なにが?」
「ひと晩ゆっくり出来なかったことなの」
「僕はともかく、沙智子さんが一泊なんて無理でしょ」
「それが出来そうなの」
「え? どうして?」
「来週末、娘が部活の合宿らしいの」
「そうなんだ」
「だから、わたしも一泊旅行は問題なく…」
「でも、誰かに見られたら問題だ」
「………」
「沙智子さんが、お隣でも未亡人ならともかく…」
「じゃぁ、武志さんの方は?」
「僕は男だから…なんとでも言い訳が…」
「でも、なにかよい方法はないかしら?」
「ふたりで一夜をゆっくり過ごすのが目的なら…」
「え? どんな?」
「シティホテルかラブホテルなら誰の目にも…」
「お食事はどうするの?」
「もちろんルームサービスを頼むしかないね」
「シティホテルはともかく、そんなラブホテルあるかしら?」
「そうだね。ネットで探してみるよ」


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