それぞれの癒し-2
龍と真雪の部屋。
「そのドレッサーの手前に立って。」龍は下着姿の真雪を、大きな鏡の前に立たせた。「そう、そのまま。」龍はカメラのシャッターを押した。一歩右に移動して一枚、その場にしゃがんで見上げるようなアングルで一枚。
「じゃあ、ゆっくりとショーツを脱いでみようか。」
「うん。」
真雪が手をショーツにかけ始めると、龍は何度も続けてシャッターを押した。「いつ見てもきれいだ、真雪。」そして彼女が全裸になるまでに十数枚の画がカメラに収められた。「じゃあ、ベッドに横になって。」
「龍、もういいよ。早く来て。」真雪が言った。「あたし、我慢できないよ。」
「わかってる。」龍はカメラを三脚に固定し、高い位置にセットした。そしてベッドの上を狙って構図を決めた。「これでよし、っと。」
「撮るんだ、二人でいるとこ。」
「うん。父さんたちやケニーおじさんたちそれに修平さんたちのベッドシーンは今まで撮ってあげたけど、僕らのは誰も撮ってくれないからね。」龍はそう言いながらワイヤレスのリモコンユニットをベッドの枕元に置いた。そして服を脱ぎ去り、ショーツ一枚の姿になった。「真雪、」
「龍、」真雪は両手を龍に伸ばして目を閉じた。
龍は軽く真雪にキスした後、すぐに彼女の豊かな乳房にむしゃぶりついた。そして片方を手でさすり、もう片方の乳首を舐め、吸い、軽く咬んだ。「あ、ああああっ、りゅ、龍・・・・。」