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Twin's Story 11 "Sweet Chocolate Time"(final episode)
【近親相姦 官能小説】

Twin's Story 11 Twin's Story 11 Twin's Story 11 Twin's Story 11

夏輝の誕生日-4

 「夏輝っ!」修平はシャワーを浴びていた夏輝の身体を後ろから抱きしめた。
 「もう、修平ったら、我慢できないの?」夏輝は頭だけ振り向かせて言った。
 「夏輝、夏輝っ!」修平は両手で濡れた夏輝の二つの乳房を包みこみ、乱暴に揉み始めた。「んんっ・・・。」夏輝が小さく呻いた。彼女は修平に背中を向けたまま、右手を修平の股間に伸ばし、太く大きくなった彼のペニスをぎゅっと強く握りしめた。「うっ!」修平が呻いた。
 「まだだめ。」夏輝は小さく言った。「シャワーできれいにしてからじゃないと、あたし、あっ!」修平はその夏輝の手を無理矢理引き離すと、両手で彼女の腰を掴み、秘部にペニスを押し込んだ。「シャワーのあとでも、またしようぜ、夏輝。んっ、んっ、んっ!」修平は夏輝の背後に立ったまま、焦ったようにペニスを彼女の中に出し入れし始めた。
 「あ、あああ・・・しゅ、修平!」夏輝はバスタブの縁に両手をかけ、前屈みになって修平の与える刺激を受け入れ始めた。
 「ああ、夏輝、夏輝っ!」修平の腰の動きが激しさを増してきた。「お、おまえが好きだ!愛してるっ!」
 「あ、あたしも、修平、修平っ!」
 「ぐうう・・・。」修平の腰のあたりにしびれが走った。「で、出る、出るっ!夏輝ーっ!」
 「ああああ!あたしも、イくっ!」夏輝の身体がぶるぶると激しく震えた。

 「相変わらず無骨で乱暴。」大きなベッドに並んで横になった夏輝と修平は、全裸で抱き合い、お互いの目を見つめ合っていた。
 「おまえ、好きだろ?そういうの。」
 「好きかどうかは別として、あたし修平のやり方に、もう慣れた。」
 「他のやり方でされたこと、あんのかよ。」修平が訊いた。
 「あるわけないでしょ。なにムキになってんの?」
 「おまえ、俺以外の男に抱かれたこと、ないんだろうな。」
 「まったく、中学生みたいに嫉妬深いね、あんた。いつまでたっても。」
 「どうなんだよ!」
 「ある、って言ったら?」
 「そいつをギタギタにしてやる。」
 「例えば、その相手がケンちゃんだったら?」
 「お、おまえケンタと寝たことあんのかよ!」修平が身を起こした。
 「あるわけないでしょ。」
 「ホントか?」
 「たまには、あたしの言うことも一発で信じなよ。」夏輝は呆れて言った。「でもさ、ケンちゃんいいカラダしてるから、あたし、何度か抱かれたいな、って思ったこと、あるよ。高校ん時。」
 「高校ん時い?!」修平は必要以上にびっくりして言った。
 「何?何なの?その驚きよう・・・。」
 「じゃ、じゃあ、おまえがもしその時あいつに抱いて欲しいって言ってたら、俺とおまえは今こうして抱き合っていることはなかった、ってことか!」
 「な、なんでそうなるんだよ。」
 「だって、ケンタ、おまえが好きだったんだぞ、あの頃。」
 「それってさ、本当なの?春菜もあん時言ってたけど。」
 「本当さ。『俺、夏輝にコクってもいいか』って電話で言ってた。」
 「ホントに?」
 「おまえが俺にコクった日の前の晩だった。」
 「へえ。」夏輝は笑った。「何か運命的なものを感じるね。」
 「運命的だあ?」
 「ちょっとしたきっかけで、人生どうなるかわからない。」
 「おまえ、俺とケンタ、どっちでも良かったのかよ。」
 「そういう意味じゃないよ。それにもし、あたしがケンちゃんとつき合い始めたとしても、すぐに別れたと思うよ。」
 「なんで?」
 「あたし、ケンちゃんには合わない女だからね。」
 「わかんねえだろ。つき合ってるうちに、お互いが必要不可欠になっていってたかも知れねえじゃねえか。」
 「何よそれ、たった今、ケンちゃんにヤキモチやいてたくせに。」夏輝はまた呆れて言った。そしてすぐ優しい口調で続けた。「でも、よかった。あんたで。」
 「どうしてだよ。」
 「ケンちゃんとつき合って別れたら、その後が気まずいじゃん。前みたいに仲良しの友だちではいられなくなるよ。それはつらい。」
 「確かに・・・。」
 「ケンちゃんを恋人としては見られない。それは昔も今も同じ。」
 「俺は?」
 「修平は思いっきり恋人にしたい男。昔も今も、これからも。」
 「そうか・・。」修平は再び夏輝の側に横になり、優しく背中に右腕を回した。
 「やっと安心した?」
 「おまえが隣にいると、俺、すっごく落ち着く。」
 「落ち着いてたようには見えないけどね。」
 「落ち着いてんだよ。」
 「わかったわかった。」夏輝は微笑んだ。
 「これからもずっと隣にいてくれっか?」
 「いるよ。もちろん。」
 「俺の戸籍の隣にも?」
 「え?」夏輝ははっとして修平の目を見た。「そ、それって、どういう・・・・。」
 修平は後ろ手に隠していたジュエリーケースを夏輝の目の前に差し出した。
 「・・・結婚、しようぜ。」
 夏輝は目を潤ませた。「修平・・・・。」
 「修平っ!」夏輝はもう一度そう叫ぶと、彼の逞しい身体を力任せに抱きしめた。


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