陽子への癒し-5
「あたし、ずっと彼に負い目を感じてきた。亡くなった後もね。その罪滅ぼしに夏輝を育ててきたようなものかもしれない。」
「夏輝ちゃん、立派に育ったじゃないですか。自慢の娘でしょ?」
「そうだね。素敵な彼もいるしね。」
「修平君とは?」
「実はね、」陽子は嬉しそうにはにかみながら言った。「あの二人、間もなく結婚するような気がする。」
「えっ?!そうなんですか?」
「よく続いたもんだよね。高校三年生からつき合い始めて、何度も危なくなったらしいけどさ。こないだ修平くん、あたしにこっそり会いに来てさ、『夏輝は金属アレルギーなんかありませんよね。』って聞くんだ。」
「アレルギー?」
「指輪を考えてるってことでしょ?」
「なるほど、そりゃめでたい!」
「そのうちあの子たちが結婚を決めたら、正式にケン坊んちにあいさつに行かせるからさ、そん時はよろしくね。」
「え?なんでうちに正式に・・・。」
「聞いたよ、夏輝たち、あなたたちにエッチの仕方を習ったそうじゃない。」
「そ、それは・・・・。す、すみません、陽子先輩。軽々しくそんなこと教えちゃって・・・。」
「まったく、子どもでもできてたらどうしてくれたんだ。」
「ごっ、ごめんなさいっ!」
「でも、あたしは人のこと言える立場じゃないね。あ、抜いちゃだめ!抜かないで、ケン坊。」
ケンジのペニスが陽子から抜けそうになり、陽子はとっさに腰を押し付けた。「お願い、もう一回・・・・。だめ?」
「一樹さん、いいですか?」ケンジが天井に目を向けて言った。
「許すってさ。」陽子が言った。
「ほんとですか?」
「今度は乗り移ったりしないから、俺の代わりにおまえが陽子を癒してくれ、って言ってるよ。」陽子はケンジの両頬を両手で挟み込んで言った。「ただ、ちゃんとイかせなきゃ、ただじゃ置かないってさ。」
「わかりました。俺、がんばります。」
「今度はケンジって呼ぶね。イく時。」
「えー、そんなことしたら俺、先輩にのめり込んじゃいますよ。」ケンジは笑った。
「だから、そんなことミカの親友のあたしとカズが許さないってば。」
「お手柔らかに。」
ケンジは再び陽子を仰向けにして覆い被さり、彼女の脚を開かせて、腰を動かし始めた。ケンジのペニスはまた次第にその大きさを増してきた。「んっ、んっ、んっ・・・・。」「ああああ、ケン坊・・・。」