投稿小説が全て無料で読める書けるPiPi's World

Pure・Stocking 〜永遠の愛へ〜
【熟女/人妻 官能小説】

Pure・Stocking 〜永遠の愛へ〜の最初へ Pure・Stocking 〜永遠の愛へ〜 24 Pure・Stocking 〜永遠の愛へ〜 26 Pure・Stocking 〜永遠の愛へ〜の最後へ

第9話 push-1

「コウハイ?・・・ヒロミさんは、そのコウハイさんと何か関係がある分けですね?」

彼にしてみれば、私の語る妄想の世界の事など理解できるわけも無く、その場を合わせるように適当に質問を返した。

「そうよ・・・私は後輩から店長を取られたの!・・・あんなに私の事を愛してくれたはずなのに・・・・・。それで・・・今度は息子なの!?・・・私の大事な息子まで・・・後輩は奪う気でいるの!?」

「ええ・・・きっとそのコウハイさんは、息子さんの事を狙ってるんでしょう。ヒロミさんから息子さんを奪い取って・・・セックス漬にして自分の奴隷にするんでしょうね・・・今の僕の様に・・・ふふ・・・・・・」

私は、現実と妄想の狭間で葛藤していた。
過去で受けたトラウマが、仮想セックスの世界に私を引きづり込もうとしていたからだ。
彼の囁きは、まるで催眠術にも似ており、私から息子を奪う後輩を想い描いては、必死に取り戻そうと大きく声を上げていた。

「駄目よ隆広!・・・お母さんの所に戻ってらっしゃい!」

「でも・・・コウハイさんの方が、凄く気持ち良い・・・お母さんと違って、何回も僕の事を愛してくれる」

「お願い隆広・・・目を冷ますのよ!。その女は、ただセックスがしたいだけ・・・セックスの為なら、誰でも良いのよ!。さあ・・・お母さんの所にいらっしゃい!・・・お母さんがいっぱい教えてあげる!・・・お母さんの方があの女よりもセックスが上手いんだから!」

私は、完全に仮想セックスの中に居た。
目の前の彼を、息子として捉えたのだ。
私は仮想セックスでありながらも、息子に身体で教えて開花させようとしていた。

『あの忌々しい女・・・私から店長を奪い取り、息子まで身体で陥れようとする。私の方が上手い・・・私の方が店長は愛してくれた。だから・・・息子を身体で奪い取ろうとしても、私が身体で奪い返してやる』

私の思いは、時を越えても我が息子を奪おうとする、後輩への嫉妬心に駆られていた。

「ふふ・・・やっと分かってくれましたね。そうです・・・僕はあなたの息子・・・隆広なんです。さあ・・・あなたの身体で教えてあげるんです。息子さんを虜にして・・・あなただけの物にするんです」

彼はそう言いながら、私の両腕を縛ったマフラーを解いた。
私を仮想セックスに導く、彼の儀式は終わったのだ。
後は、導かれた私が息子を受け入れるだけ。

「隆広!・・・隆広はお母さんだけの物・・・あんな女になんて渡すもんですか!・・・・・・。さあ・・・おいで隆広・・・隆広・・・・・・」

私は、彼の顔を手繰り寄せると口づけを交わした。
募らせた思いを晴らすように、彼の唇をこじ開けながら激しく舌を絡めた。
彼は自然と私に重なり、肌も交わしていた。
一度は交わした肌だが、改めて仮想セックスの息子としてリセットした。

「どう?・・・はあ・・・はあ・・・あんな女より、お母さんの方が上手いでしょう?。だって・・・私達は親子なのよ・・・隆広の事は私が一番知ってるんだから・・・はあ・・・はあ・・・・・・」

「はあ・・・はあ・・・そう・・・僕達は決して結ばれてはいけない関係・・・でも、お互いを知り尽くしているからこそ・・・最高の良きパートナーになれるんです。さあ・・・僕と一緒に背徳の中で至福を深めて行きましょう」

彼は体重を掛けるように私に抱きつくと、自分のペニスを私の物に目掛けて何度も激しく押し付けていた。
いっこうに挿入をされないジレンマを感じていたが、この押し付け行為が彼の過去に結びつく一つの手掛かりとなった。

「あっ・・・あっ・・・もう良いのよ・・・・入れても良いのよ・・・早くパンストを破って・・・隆広・・・あっ・・・あっ・・・・・」

「はあ・・・はあ・・・本当になつかしい・・・あなたを思いながら、こうして押し付けてました・・・いつか結ばれる日が来る事を信じながら・・・・・・。でも・・・僕が大きくなったら、あなたは拒絶した・・・小さい頃には、あんなに優しくしてくれたあなたが・・・・・・。でも・・・その思いも今日限り・・・やっとあなたと結ばれる日が来たんですね」

彼もまた、仮想セックスの中にいた。
近親者を思い浮かべて、私に語りかけていたのだ。
お互いが思い浮かべた近親者による、仮想セックスが始まろうとしていたが、彼が私に語りかけた言葉は、幼い時に受けた近親者との性行為に関する謎に迫る物だった。

私が彼から受けてる押しつけ行為は、先に述べてた様に、よく幼年期に見受けられる性の兆しにも良く似ていた。
これによって、性的に未発達な幼い子供でも、相手の何かしらに押し付ければ、満たされる事ができるとも考えた。
これをもって、性的関係が成立すると一度は確信を得たが、ただ一つだけ懸念する事があった。
それは、幼い彼しか性的に満たされてないのだ。


Pure・Stocking 〜永遠の愛へ〜の最初へ Pure・Stocking 〜永遠の愛へ〜 24 Pure・Stocking 〜永遠の愛へ〜 26 Pure・Stocking 〜永遠の愛へ〜の最後へ

名前変換フォーム

変換前の名前変換後の名前