(余章)山田君の復讐-4
壁の向こうからは雌豚に発情する野獣の声が聞こえる。
「腹がプルンプルンしてたまんねぇぜ…!デカい乳だなぁ…?ん?母乳??お前、妊娠してんのか!?マジかよ!!ヘヘヘ、オッパイ飲ませろ!」
「嫌だ〜!!」
「うるせぇ!チュ〜!」
(んげっ!あいつ母乳飲んでるのかよ!?)
チュウチュウ吸う音が聞こえる。
「これが母乳か!!たまんねぇ!」
ますます興奮する山田。そんな山田を想像するだけでも吐き気がする。
(あいつ、ヤベェよ…!だから婦警拉致した時おとなしかったのかよ…。普通あんな美人らを犯せるなら興奮すんだろ??マジかよ、何なんだあいつは!?尋常じゃねぇよ、あの性癖!オエッ!)
吐き気がしてきた。思わず表へ出てひたすら煙草を吸っていた。頭の中ではひたすら大柴優子をレイプした姿を回想し、獣姦を弾き出していた。
やがてすっきりした様子で武史の元へやってきた山田。
「今までで最高に燃えましたよ。これでやっと気が晴れました。神、ありがとうございます!」
「そ、そりゃ良かったね…。」
山田と目を合わせるのが怖い。母乳を飲んでる山田を想像すると気持ち悪くなる。出来れば二度と関わりたくない。変なところでトラウマを抱えてしまった。
「じゃ、帰るか。」
「はい。あの女の恥辱写メ見ますか?」
「い、いや…いい…。」
こんな歯切れの悪い武史は珍しい。言葉少なに山田と別れた。
「くっそ〜、忌々しい。こんな日にはマヤヤに癒やして貰いたいよー!マヤヤぁぁ!」
河原で叫んでしまった武史だった。
「まぁ山田の無念もはらしてやったし、いよいよ瀬川涼子を狩りに行くか…。」
気持ちを入れ替え、いよいよ武史は瀬川涼子レイプへと向かう。