球根-3
「ユリ、見ていい?」
「…はい…」
タカシは、ショーツの端に手をかけてズリ下げていった。裏地のアノ部分には小さく染みがついてしまっている。ほんのりとピンクに色づいて潤い始めたユリのおまんこに、タカシの視線はしばらく釘付けになった。
「すごくキレイだよ……」
あまりの見つめ様に羞恥心を強く掻き立てられ、ユリは、からだ中がカッと火照ってどんどん熱くなっていくのを感じた。
「…タカシさん…恥ずかしい…やだ…見ないで…」
皆まで言わせず、タカシはユリのおまんこに顔を近づけ、舌先でまだ皮に包まれたままのクリトリスを突つき回した。
「…ひゃぅぅっ…」
ユリは、アラレもない声を漏らしてしまう。さらなる羞恥が襲ってきて頭に血が上り、顔中が真っ赤に染まっていく。
「可愛いよ、ユリ、もっと感じて」
ユリの太ももを両手で抱え込んで尻を持ち上げ、おまんこを自分の方に向けると、タカシは、舌全体を使って唇に湛えた唾液をたっぷりとソコに塗り込んでいった。
タカシの頭が前後に揺れるたびに鼻の先端がコツコツとクリトリスを叩き回って、強烈な刺激がユリの背中をゾクゾクと駆け上がってくる。いつになく激しいタカシの責めに、ユリの興奮の度合いもさらに高まってきていた。
「…タカシさん…あぁ…いぃ…」
おまんこから唇を離して尻をベッドの上に放り出したタカシは、ユリのからだに覆い被さり、再び乳房にむしゃぶりついていった。そして、間髪入れず、右の手のひらをおまんこに宛てがいながら、入口の周りを中指と薬指で円を描くようになぞった。
「いい? 入るよ」
「…えぇ…」
タカシが塗りつけた唾液と、中から滲みだした愛液に塗(まみ)れたおまんこは、2本の指をスルリと受け入れていった。そのままユリの恥骨の裏側にある気持ちのいいスポットまでずぶずぶと潜り込んでいく。
「…んぁあ…」
指の腹にスポットを擦り上げられ、ユリは、悩ましい喘ぎ声を上げた。
「ここ?」
ユリが小さく頷くと、タカシは徐々に指に力を込めていった。スポットへの断続的な圧迫刺激からじんじんと痺れるような快感が生み出され、おまんこ全体へ伝わっていく。中の方から愛液がドプドプと溢れてきて、タカシの指先に粘っこく絡みついた。
「…はぁ…はぁ…」
タカシは、おまんこに2本の指を挿し入れたまま、親指の腹でクリトリスを包皮の上からくにくにと擦って、そのまま、人差し指をユリの尻の穴まで伸ばすと、コチョコチョとくすぐるように苛めていった。
「…ぅあ…タカシさん…そ…ダメぇ…」
3点の快楽ポイントを同時に責められ、ユリは息も絶え絶えに悶え喘ぎ、はしたなく腰をくねらせた。タカシの右の手のひらは、おまんこに張り付いたまま離れず動きを緩めない。ユリは、一気に高みへと上り詰めていった。
「…あぁ…はぁ…ダメ…わたし…もう…」
「いいよ、ユリ、我慢しなくても」
タカシの右手の動きがさらに激しくなって、おまんこの内と外を弄くり回していく。
「…ぁは…ぃく…ぅあああ!」
ユリは、大きく仰け反ってからだをひくひくと震わせながらベッドに倒れ込んだ。