『SWING UP!!』第8話-31
ゆっくり、ゆっくりと、品子の大事な“肛門(ア×ス)”を傷つけないようにして、愛撫する。
「んくっ、ん、んっ、んぅぅ……!」
枕に顔を押し付けて息を押し留めながら、品子は、濡れ光るローションを塗されながら弄られる“肛門(ア×ス)”の周囲から、じわじわと下腹に広がってくる心地よさを感じていた。
「指、入れるぞ……」
「はい……」
窄まりの中心に、中指を押し付ける。
「んくっ!」
ぐ、と力を込めると、窄まりの粘膜がそれに呼応するかのように、雄太の指を飲み込み始めた。
「あ、あ……は、入ってる……雄太の指、が……」
初めて迎え入れた異物に、品子の背筋が震えた。
「う、うわぁ……すげ、熱い……」
雄太もまた、直に感じる品子の熱さが、想像していたものより高かったのに驚いた。直腸検温というものがあるが、ひょっとしたら人間の体内の温度は、今こうして指で感じているように、とても高いのかもしれない。
(こ、こんなところに入ったら、俺、どうなるんだろうな…)
期待と不安が入り混じる。しかし、萎えるどころかますます滾り、雄太の雄根はスキンを身につけながらも、雄々しくその先端を反りあがらせていた。
「あ、ん、んあっ!」
雄太の指が、どんどん飲み込まれていく。まるで噛み付くかのように、指の節を咥える品子の“肛門(ア*ス)”は、それでも、侵入してくる雄太の指を排出することが出来なかった。
ぬぷっ…
「あ、ひっ…!」
指全体が、品子の直腸内に埋め込まれた。
指の根元は、品子の“肛門(ア*ス)”が強烈に締め上げているというのに、指先はまるで無限空間の中に迷い込んだかのような、果てのない虚空を感じる。それはとても、不思議なことだった。
ぐりっ…
「ヒィッ!!」
指を、反時計回りに半回転。途端、品子の身体が大きく震えて、指の根元の締め付けがきつくなった。
「う、おっ、すげ……」
指が、うまく廻らない。窄まりの圧力は、どれほどのキログラムなのか、雄太はとても気になった。
ぐりっ、ぐりっ、ぐりっ…
「んひっ、ひっ、ひいっ!!」
指をドリルに見立てて、ローションを塗り込めながら品子の“肛門(ア*ス)”を刺激する。指を動かす度に、品子の身体が震えて、それが“肛門(ア*ス)”の圧力を更に高めてくるので、雄太の指は感覚がなくなってきた。
「ゆ、雄太……っ」
「ん? ど、どうした?」
荒い息の下から名前を呼ばれ、雄太は夢中になっていた指の動きを止めた。
「も……指じゃ……いや……っ」
“肛門(ア*ス)”に指を埋め込んだまま、品子の可愛いお尻が、ぷりぷりと揺れる。
「欲しい……雄太が、欲しいのぉ……」
なんというか、エロティックなおねだりである。
「お、おう。わかったぞ」
可愛いおケツを突き出して、“欲しい”という品子。いつもだったら、からかうところだが、雄太は今日は彼女の願いを素直に聞き入れていた。
とにかく品子に優しくしたい。そういう思いが彼にはあった。