ある一日-6
ぎゅーぎゅー、と締め付けてくる膣肉に絡みついてくるヒダ。クチュクチュ、と蠢きながらチンコに刺激を与えてくる。
「気持ちいいですか？ わたくしの中は気持ちいいですか？」
「あ、あぁ。気持ちいいぞ」
「それはよかったです。わたくしですか？ わたくしは勿論、気持ちいいですよ」
まだ何も言っていないのに、感想を述べる。
確かに聞くつもりだったが、いちいち先手を取られ過ぎているような気がする。
「彼方さん。動いて下さい。激しく――激しくわたくしの中を掻き回して下さいませ」
「言われなくても激しくしてやるよ！」
「んふぁあぁああっ！ ありがとうございます！」
仕返し、というわけじゃないけどせっかくマンコの中に入れてるんだ。望み通り激しくしてやるよ。
グチョグチョにマンコの中を掻き回していってやるよ。
「あぁあっ、あぁあ……はっ、あぁあぁあ……んふぁああっ、ひぁああぁああっ！？」
撫子の腰を掴んで激しく腰を打ち付けていく。
パンパン、と乾いた音が鳴る程に強く――激しく腰を打ち付けていく。
「ひぁっ、あぁ、激し……っ、んぁあっ！ おちんぽがガツンガツン、とぶつかって……ああぁぅ！」
ゴツンと音が鳴ってもおかしくない程に強く、子宮を突き上げる。
深く挿入をし子宮を突き上げた時に、僅かばかりチンコが子宮の中へと入り込む。
グイッと子宮の入口を押し広げて、子宮の中へと入り込んでいく。
「ひぅっ！？ あぁあぁあぁぁあああっ！？」
奥へと入り込んだ時に、撫子の身体がビクンと反応をする。
大きくて部屋の中全体に響き渡るような声を上げて反応をする。
「中……中にぃぃぃいぃぃぃっ！？」
口も瞳孔も大きく開いている。
激しく感じてしまっているのだろう。マンコの中までピクピクと痙攣をしている。
「ダメ……このままでは、わたくしおかしくなってしまいます！ 変になってしまいますぅぅぅ！」
「変なのは手遅れだから、諦めろ」
「そん……あぁああっぁあぁああぁっ！」
撫子が変なのは最初からだ。それに、今更おかしくなっても嫌いにはならないさ。
九条家に婿入りをすると決めたんだ。早々簡単に嫌いになんかなってやるものか。
「見せてくれ撫子。お前のスケベな姿を！」
「ひぁぁああ、ぁあ……わ、わたくしのスケベな姿を……？」
「そうだ。何処までもだらしない顔。そんな顔を見せてくれ」
「は、はひ……んひぃぃぃぃぃっ♪」
口元から涎を垂らしながら、トロンと蕩けたような顔を浮かべている。
スケベで卑猥で淫靡な、そんな顔。見ているだけで興奮してくるような顔を浮かべて喘いでいるのだ。
「好き……大好きですわ彼方さん」
「俺も撫子が好きだよ」
「彼方さぁあぁああんっ♪」
俺の『好き』という言葉を聞いた瞬間、撫子のマンコが更に強く締まってきた。
嬉しさを伝えるかのように、チンコに刺激を与えてきている。
「んぁああっ、はんっ！ わたくしの中で彼方さんのおちんぽが大きくなって……」
「ぐっ、そろそろイッてしまいそう……だな」
ここまで我慢しているのは、かなり頑張った方だろ。
もし俺が気を抜いていたら、入れた瞬間にイッていたぞ。だから、別に俺は早漏というわけじゃない！
「出して下さい。わたくしの中に――子宮にたっぷりと、彼方さんの精子を飲ませて下さい」
言葉だけではなく、撫子の子宮自身も口をパクパクと開けている。
この中に精子を出して欲しいと、そういう風にチンコに訴えてきている。
「この精子でわたくしが妊娠してしまう程に力強い精子を……あぁああっ！」
足を俺の腰に絡めさせて、逃げられないようにしている。
まぁ、元々逃げるつもりはないし、中出しをするつもりだったけどな。
「いくぞ、撫子！」
「はい、はいっ♪」
チンコを限界まで、深く挿入し――根元まで挿入して精子を吐き出していく。
ビュルルルルルと勢いよく大量の精子を、撫子の子宮の中へと流し込んでいく。
「はぁあぁぁぁああぁぁぁああぁぁぁぁぁあぁぁぁっ！？」
ビクンと身体を弓のようにしならせて、絶頂を迎える撫子。
きゅぅぅぅぅう、とマンコが勢いよく収縮していく。精子を限界まで搾り取ろうと収縮してきている。
「熱い！ 彼方さんの精子が、子宮の中に入り込んできて……んぁああっ、お腹の中がいっぱいに……んぅ」
自分でも驚く程の量の精子が、吐き出されていっている。
ビュクビュク、ドクドク、ドバドバ、と精子を出していっている。溢れてきている。
「こんなに出されたら絶対に妊娠してしまいます……わね」
「妊娠、か」
「もしかして彼方さんは、わたくしが妊娠をするの嫌ですか？」
「そんなことはないさ」
ただ――少しばかり早いような気がするだけだ。