再会-12
「カメラマン、やれ。」
「ヘイヘイ!」
矢沢は気を取り直して、置いて撮影していたハンディカムを手に取る。
「おい、静香。そいつのチンポを握れ。」
「…」
「握れって言ってんだろ!」
手を振り上げる武史。
「きゃっ!」
怯える静香。
「ほら!」
静香は躊躇いながら手を伸ばす。
「ごめん、郁子…。」
「静香ちゃん…。」
静香が悪い訳ではない。静香はこんな自分を理解してくれた大切な人だ。誰もが好奇な目で見た中で、静香は普通に女として接してくれた唯一と言ってもいい友達だ。その理解者に男を目覚めさせられる事をされるのが悲しかった。
(静香ちゃんが悪い訳じゃない…)
郁子は目を閉じる。
「あっ…」
柔らかな優しい手がペニスを握ると、郁子はピクンと反応させ声を出してしまう。
「シコシコしろ。」
非常な命令だ。静香はゆっくりと手を動かす。
「ああん…!」
静香の手に感じてしまう。
「ごめん…、ごめんね郁子…。」
「ハァハァ…静香ちゃんが悪い訳じゃないから…。ああん…」
目を開けると、静香の美しい手がペニスを握りシコシコしているのが見える。思わずドキッとする。
「ギンギンじゃねぇかよ!ハハハ!おい静香、しゃぶってやれ。」
「もうこれ以上郁子を苦しめたくない…。」
「知らねぇよ!おら、しゃぶれよ静香!」
悲しそうな顔に胸を締め付けられる郁子。
「刃向かうと、静香ちゃんが傷めつけられる。いいよ…、私、耐える。」
「郁子…。ごめんね…?」
静香は舌を出し亀頭に舌を這わせる。
「ああん!!」
衝撃的な快感が走る。
「ああん…!ああん…!」
静香の舌が気持ち良すぎる。当然フェラチオされるのは生まれて初めてだ。頭が真っ白になるくらい感じる。
(どうしよう…き、気持ちいい…)
忌々しい男の象徴が、どうしようもなく熱く感じる。はちきれんばかりに勃起するペニスを舐める静香を見つめてしまう。
「くわえろ、静香!」
「…、カププ…」
口の中にペニスをくわえ込んで行く。
「ああん!!」
静香の口が気持ち良すぎる。勃起が収まる気がしなかった。
「ジュポジュポやれ!」
武史は静香の頭を抑えて動かす。
「きゃあっ!!」
郁子は男としての快感に頭が混乱する。