色づく太もも-1
うつ伏せになっていた優花がジーンズを脱ぐために立ち上がると、ほんのりと女性らしい香りが漂う。
しかし優花は香水などつけていなかった。
それは美人という女性から放たれる、まさに妖艶なフェロモンだった。
そんな贅沢なフェロモンを振りまく優花が、すぐ後ろに座る弟の顔を背にしてゆっくりとジーンズを下ろしていく。
ジーンズが膝まで下ろされると、まさに美尻という言葉にふさわしいヒップと色白の太ももが露わに露出された。
ほんのりと淡いピンク色した、サテン素材のパンティに包まれたヒップは目にしただけでその弾力感が伝わってくる。
ジーンズを下ろしていくまさにその行為だけで、そのヒップはプルンプルンと弾けていた。
そんな美尻をパンティ越しに、しかも目の前で見せつけられた祐也は思わず本音を口にした。
「す‥‥凄く綺麗なお尻だよ姉さん!!
プルンプルンしてる!!」
「ほんと?
嬉しいわ。
でもそんなにプルンプルンしてるかしら?」
優花はそう言うと、わざと見せつけるようにその手をヒップにあてがい、上下にプルンプルンと揺すって見せた。
(いやらしい!!
姉さんのお尻いやらしくてたまんないよ‥‥!!
くぅぅぅっ‥‥!!)
今にも顔を埋めたくなるような衝動を必死に抑え、心の中で祐也はそう叫んだ。
「ぃやだ祐也‥
そんなエッチな顔でジロジロ見ないでよ‥‥
やっぱりムラムラさせてるじゃない‥‥」
わざとらしく優花が責め立てる。
「ごめん‥!
姉さんのお尻があんまりにも綺麗だからつい‥」
ヒップを見つめる弟の卑猥な視線に、いよいよその秘芯が本格的に疼いていく。
「それじゃあさっきの続きをしてちょうだい。
どうせだから内ももだけじゃなくて脚全体やってくれるかしら。」
そう言うと優花はうつ伏せに横になった。
「そうだ姉さん!」
祐也は突然何かひらめいたように声を上げた。
「僕が陸上部の時に使ってたマッサージオイルがあるんだ!!
よかったらそれ使ってみない!?」
その言葉を聞いた優花の頭の中で、すぐさま卑猥な想像が膨らんでいく。
(祐也ったらエッチなこと考えてるのかしら‥
ふふっ‥いやらしい弟ね!)
「マッサージオイル?
なんかいやらしいわね‥‥
いいわよ‥
どうせならたっぷり塗って気持ち良くしてちょうだい‥‥」
興奮する祐也は姉のその言葉の本意など知る由もなく、急いで引き出しからオイルを取り出した。
「じゃあ‥始めるよ‥!」
祐也は手の平いっぱいに垂らしたオイルを足裏から丁寧に塗り始める。
(今すぐにでも姉さんのお尻や太ももを触りたい)
そんな高ぶる鼓動を必死に抑えながらふくらはぎへと手を滑らせる。
「いいわ‥‥凄く良い感じよ祐也‥‥」
そう言ってうつ伏せのままふと後ろを振りると、そこにはヒップに食い入るような視線を送る弟がいた。
(ぃやだ祐也ったら‥‥そんなにジロジロお尻ばっかり見つめちゃって‥‥
姉さんムズムズしてきちゃうじゃない‥‥)
優花は更にその視線を弟の下半身へと移した。
するとジャージ越しに大きく張ったテントを発見した。
そのテントの大きさは優花の想像以上だった。
(ぃやだ‥祐也のおちんちんってあんなに大きいの‥‥?
ぁぁん‥どんな形なのか気になっちゃうわ‥)
そんな視線に気付かずの祐也は早々にふくらはぎのマッサージを終わらせると、いよいよその手を太ももの裏へと滑らせる。
柔らかく張りのある感触が祐也の手の平いっぱいに伝わる。
(これが姉さんの太ももか‥‥凄く柔らかくてまるでマシュマロみたいだ!!)
祐也はたっぷりのオイルを再度手の平に垂らし、太もも全体へと塗り広げていく。
ヌルヌルっとした独特の感覚が優花の秘芯を熱く疼かせ、思わず小さな吐息がその口から漏れる。
「ぁぁん‥‥いいわよ‥‥凄くイイ‥‥
ねぇ祐也‥
姉さんの太もも‥‥
どんな触り心地かしら‥‥」
「うん!凄く柔らかい!
しかも細く見えたのにこうして近くで見るとムチムチしてるんだね!」
「祐也はムチムチした太ももは嫌い‥?」
「そんなことないよ!
姉さんみたいに細いのにムッチリした感じが、凄くたまんないよ!」
そんな会話を交わしながら祐也は太ももを何度も揉み上げていく。