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恥辱書店 他二篇
【レイプ 官能小説】

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恥辱書店-1

あなたは知っているだろうか。
本屋には、痴漢が多いということを。

あの背の高い書棚に区切られた閉塞的な空間が、そうさせるのかもしれない。
奥のほうの、たとえば専門書を置いてるところは人が少なく、
店員からも見えにくい。

露出した性器をみせつけてくるひと、さりげなくお尻を撫でていくひと。
音を消したカメラでスカートのなかを盗撮しようとするひと。

知的好奇心をどこまでも満たせる本たちの隙間で、性的な欲望が密やかに渦を巻いている。
ほらほら、今日もまた。


わたしは仕事関係の本を探しに、政治経済のコーナーでパラパラと立ち読みをしていた。
このコーナーは平日のお昼間、ほとんど人が来ないので落ち着いて本を探すことができる。
活字に目を走らせながら、ふと隣の気配に気がついた。
スーツ姿の男性が、なにかごそごそとやっている。
目だけを動かして男性の様子を確認すると、どうやらわたしのスカートのなかに興味があるらしい。

片手に持ったケータイのカメラでこっそりと下着を撮影しようとしている。
慣れていないのか、とても不器用。
そんなんじゃ、すぐに気付かれて通報されちゃう。

わたしはこういう男性が嫌いではない。
欲望にとても素直な可愛い生き物たち。

そんなに興味があるなら見せてあげる。
不自然ではない程度に足を開き、片手でほんの少しスカートを持ち上げて見せる。
男性は驚いたようにわたしを見る。
眼鏡をかけた、とても真面目そうなひと。
わたしは、にっこりと微笑んでみせた。

こわがらないで……怒ってなんかいないわ。
男性はすごくあわててケータイを隠す。
わたしはその手にそっと触れて言った。

「いいのよ……撮っても」
「ごめん……あの……」
男性は戸惑いながらわたしを見る。
「どうしたの?撮りたいんでしょう?べつに撮られたってかまわないわ」
「本当に・・・?」
「だって、興味をもたれるのは嫌な事ではないもの」

一度隠されたケータイが、再びその手に握られる。
男性はまわりを見渡して、ほかにひとがいないことを確認した後、
その場にしゃがみこんでわたしのスカートのなかを何枚か撮影した。

カシャカシャと響く音。
音を消す方法すら知らないなんて、本当に慣れていない。

「もう済んだ?」
わたしの言葉に男性が答える。
「……これだけじゃ、満足できないなあ」

男性の態度がガラリと変わった。
さっきのおびえたような様子から、今度はひどく挑戦的な表情になっている。
耳元で下卑た声を出す。
熱い息がかかる。
「なあ……もうちょっと協力してくれよ」
 手首をつかまれ、ズボンの股のあたりにもっていかれる。
 そこはかたく膨らんでいた。
男性の手が、スカートの中へと無遠慮に潜り込む。

ごつごつとした指が、下着の上から足のつけねのあたりをまさぐっていく。
割れ目に沿って、そのやわらかな部分を乱暴にこすりあげる。
「あっ……!」
「もう濡れてる……ねえ、アンタ本当は触られるの、待ってたんじゃないの?」
 子供がいやいやをするように、首を横にふってみたのに、
 探り当てられたクリトリスをつままれると、抵抗する力も抜けていく。


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