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気持ち良くしてあげる
【幼馴染 官能小説】

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公園で-1

あれは中学生の頃、亮太の同級生に浩之君という優等生がいた、彼の家は亮太の家の近くだったが、亮太の家みたいな長屋の様な市営住宅ではなく、坂を上った高台の広い庭つきの2階建てで親父さんは高級中央官僚で母親は銀縁の眼鏡を掛けた学校の先生みたいな謹厳な小母さんだった。あとちょっと可愛い妹がいた。

高校卒業後は上流階級の子息が通う有名私大に進みそこを物足りなくて1年で中退して国立大に移ったと聞いた。彼はクラスでは友達も無く女子も憧れているが近寄りがたくあまりもてなかった様な気がすが、近くの女生徒に勉強を教えてやっている様だった。彼の家に遊びに行くと2階の彼の部屋に行って本を見たりしていた様な気がする。

浩之君は頭が良くて体育以外の科目は全て優秀で、特に数学等では先生に一目置かれていて、他の生徒たちからも冷たく感じられていた様だ、そのせいか友達も少なく、たまたま近所に住んでいた大助とか、亮太とかを家に呼んで遊んでいたが、それでも亮太や大助なんか下層階層にはある種の優越感を持っているみたいだった。

浩之君の背丈は亮太と同じ位で、でも痩せていて色が白かった。腕や指なんかほっそりしていて女みたいだった。ある時亮太が彼の家で学校の遠足の時の写真のアルバムを見ていたら大助と並んで写っている写真があった。大助の背丈は亮太より少し低いが太めでがっちりした体型で親父は屑屋、坂を下った貧乏たらしい長屋に住んでおり、やはりずんぐりした妹がいた。

何故その写真に見入ったかと云うと、浩之君がその白くて細い腕を大助のずんぐりした肩に回して首から胸にかけて細い手首をだらりと下げ少し甘ったれた様に大助の肩に寄りかかっていて、知的で華奢な女性のような横顔が俯き加減で口を薄く開け目は伏し目で何か妙に気持ち良さそうに見えたのだ。

大助の方はむっつりした表情でどろんとした眼差しで浩之君の細い腰にその太い腕を回し優しく抱き抱える様にして寄りかかっている浩之君を支えている様に見えた。亮太はしばらくその写真をじっと見つめていると何か嫉妬心の様なものが芽生えてきて浩之君の方を見ると彼は何か恥ずかしそうにアルバムを閉じようとした。

その時の浩之君の様子から亮太は浩之君が何時も大助を家に呼んでどの様な遊びをしているのか想像していた。

そういえば何時か浩之君の家の庭で大助が太い腕で浩之君の真っ白な小さな短パンからすらりと伸びた細くて可愛らしい太ももをしっかりと掴み浩之君ををおんぶしており、浩之君は気持ちよさそうに俯きながら大助の大きな背中に被さる様に跨りながら時々身を反らす様にして甘えながらおんぶされているのを見たような気がした。


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