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たねびとの歌U
【ファンタジー 官能小説】

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追加検査-4

だがわしは更にもう10秒くらい腰を動かした。
そしてまだ痙攣している立花の膣内に射精した。
わしには膣の痙攣がゴクンゴクンとザーメンを飲み干す喉の動きに思えた。
立花はすぐ起きることは出来なかった。
わしは肉棒を抜き取ると立花の体に毛布をかけてやった。
風呂場を覗くと、岡野が湯船に漬かっていた。わしも一緒に入ると、岡野が言った。
「一度だけ口でしゃぶってみたいのですけれど、良いですか?」
「構わないけれど、もう立たないかもしれないぞ」
「良いんです。そういう経験はもう二度とないと思うので」
そう言うと岡野はわしを湯船の中で立たせて自分はしゃがんだまま、わしの一物に唇をつけた。
岡野は唇を舐めて湿らせると亀頭をチュッと吸ってからつるりと吸い込んだ。
口の中で唾液を絡ませながらチャプチャプとわしの柔らかい陰茎をしゃぶっている。
そして舌でわしの肉棒の隅々まで舐め廻した。
するとわしの一物はムクムクムクと大きく膨らみ怒張して来たのだ。
すると唇をすぼめ頬をへこませながら根本から先にかけて往復運動をし始めた。
頭を前後に激しく揺らせながら髪の毛が一緒に揺れてわしの下腹を擽る。
わしはこんなことをされたのは始めてなので、どこに残っていたのだろうか……三度目の射精をした。
トクントクン……と。それをごくりと飲み込んで最後の一滴も残さず吸い取ると、岡野は大きな目でわしを見上げた。
わしはチンポを咥えたままのその顔を見ていたが……視界が暗くなり……。

「大丈夫ですか? 松下さん」
立花の声でわしは目が覚めた。わしは自分の家の寝室で布団の中で寝ていた。
きちんと下着や寝巻きまで着せらていた。
立花は来たときの服装だったが、横に座っていた岡野はクリーム色のブラウスに白いスカートを履いていた。
きっと、車に着替えを用意してあったんだろう。岡野は心配そうに言った。
「すみません。私が我がままを言ったものですから、松下さんは貧血になったみたいで」
そうか、わしは貧血になったのだった。無理もない。3回も射精したのだから。
若いときは7・8回出しても平気だったのに。やはり年には勝てない。
立花が言った。
「それではこれで失礼しますが、言い忘れたことがあります。
ときどきお食事のサービスが入ることがあります。
それは滋養のある物を食べて精力をつけて頂きたいからです。
それと種付けの依頼があるときは事前に私の方からご連絡致します。
お年も召されているので、あまり短い周期での種付けは無理だと思いますので、1ヶ月に一回ほどの割合でお願いすることになると思います。
年間12人から15人受精資格者を消化できれば、区内で順番待ちをする者が少なくなります。
現在国家資格者による種付けはこの区だけでも平均年間2人から3人ほどですので、とても助かるのです。
もちろん該当者がお宅を訪問したときは、そちらで勃起して頂いてから挿入して種付けを行ってください。
宜しくお願いします。それから貯金通帳に振り込むと税務調査の対象になることがありますから、謝礼は常に該当者に持たせて、直接お渡しすることになると思います。
それとこれは今回の謝礼で2人分です」
そう言うと、封筒を2つ差し出した。
彼女らはその後晴れやかな顔をして立ち上がると、わしを残したまま出て行こうとした。
わしはちょっと質問してみた。
「あんたらが種付けをしてもらったことについては上からはお咎めがないのかい?」
すると岡野がにこやかに言った。
「保健婦が挿入検査をして結果的に種付けされた場合は、受精資格者でなくても認められるのです。
職務遂行上に起きたことですから、俗な言い方をすると役得ということですね。
私が保健婦を志望したのも、そこを狙っていたのです。
でも、もう子種を貰ったので別の職業を目指してもいいかもしれません」
「でも、今回の謝礼は自腹を切っているんだろう?」
「女の子はいつか白馬に跨った種人が種付けに来てくれるのを待っているのです。
その為にはいつも下着を新しくすることと、謝礼のお金は用意しておくことは忘れてはいけません。それでは」
わしは布団に入ったまま、彼らが出て行くのを見送ると、そのまままた眠り込んだ。
   


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