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たねびとの歌U
【ファンタジー 官能小説】

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追加検査-2

わしが返事をする前に浴室の戸が開いて、二人の女が飛び込んで来た。
「岡野、止めて」
立花が言うと、岡野と言う娘は服を着たまま泡だらけのわしに抱きついて来た。
しかも正面から向かい合わせになってだ。
胡坐をかいて座っていたわしの膝の上にエメラルド色のスカートを履いたまま柔らかいお尻を乗せて来た。わしの一物は上を向いたまま、岡野の恥骨に押されていた。
「松下さん、いけません。早まらないで下さい」
岡野はそう言ってわしから体を離そうとしない。すると立花は言った。
「やはり私の予想が当たっていたわ。松下さん、あなたは自分でマスターベーションをしないと勃起しない体質なのですね」
「えっ」
わしは立花がとんでもないことを言い出したので、驚いた。
だがその反応を核心を突かれたための動揺ととったのか、立花は岡野に言った。
「岡野さん、そのままでは松下さんの男根は萎んでしまいます。
すぐ挿入してください。勃起状態を維持するのです」
「で……でも体中に石鹸が……」
「それはこうすれば良いでしょう」
立花は重なり合っているわしらに湯船からお湯をすくってかけた。
泡は流れたが、岡野の服はすっかり濡れてしまった。
それでぐずぐずしている岡野の腰を持ち上げた立花はわしの一物を掴んで言った。
「まだ勃起している。急がないと……ちょっと下着をずらすわよ。
挿入は大丈夫?」
「あっ、はい。大丈夫です。本物の勃起を見たのですぐ濡れましたから」
すると立花の介助でわしのチンポは岡野のずらしたパンティからオマンコに入れられた。
生暖かい肉にすっぽり包まれたわしのチンポは根本のあたりで輪ゴムのような締め付けを感じた。
岡野は腰を少しだけ動かしてわしのチンポを刺激し続けながら言った。
「松下さん、あなたがそういう体質かもしれないということは立花さんからも聞いていました。
お願いですから、早まらないで下さい。
自分で出してしまったら、どれだけの損失になるとお思いですか?」
腰をぴくぴく動かしながら、そんな風に話しかけられると、誠に妙な気分になって来る。
わしは奴らに話を合わせることにした。
「よくわかったな。
わしは独身生活が長かったから、自分でしなければ立たない体になってしまったんだ。
だから健康診断で看護師に手でマッサージされても立たなかった。
あんたらが実際にわしを挿入させようとしても無理だったんだよ。
だが勃起しないのに刺激されると欲求不満になるから、検査される前に出しておこうとしたんだ。
それが見つかってしまった」
すると岡野が大きな目からぽろぽろっと涙を流して、腰は動かしたまま言った。
「そんなことをおっしゃったら、悲しいじゃないですか。
世の中に男と女しかいないのに。そして能力がある男は少ないというのに。
貴重な子種を一人で出して捨ててしまうなんて、もったいないことを……」
岡野のブラウスは濡れて薄紫色のブラジャーが透けて見えた。
濡れたエメラルド色のスカートの下ではわしのチンポが岡野のオマンコに嵌められたままもそもそ動いている。
立花はそこでわしの顔を見ながら、顔を横から近づけて来た。
「岡野さん、腰を動かし続けていてね。
松下さん、あなたはどうしてこの能力のことを隠していたんですか?」
「セックスするときも、まず自分でやって立たせてからでないとできないから、そんなことを知られるのは男として恥ずかしいからだ。
それにもし受精補助員として召集されれば、隔離されて好きな畑仕事もできなくなる」
立花はわしの背後から覆い被さるようにして乳房を押し付けて来た。
「岡野さん、もう少し説得して」
岡野はわしの唇に口を中開きしたまま赤い柔らかな唇を押し付けて来た。
そして舌を絡めながら言った。
「らめれす……そんな……もったいないことをしらら……」
そして口を離すと腰の動きを続けたまま言った。
「私の場合も、ミス・キャンバスと言っても、折角のこの美貌も何の役にも立たずに年老いて行ってしまうのですよ。
そんな女の子がたくさん余っているのに、あなたはその子たちがむざむざ皺だらけになって枯れて行くのを見ているだけなのですか?それってひどい話じゃあないですか」
それはわしの責任ではないと思いながら、岡野を落ち着かせる為にわしはうなづいた。
立花は背後からわしに甘い声で語りかけた。岡野は相変わらず腰を動かしている。
「それではわたし達と、行政取引をしませんか? 
松下さんは検査結果は勃起不全だったという報告をすることにします。
その代わり、今回は最後まで挿入状態で種を出して行って下さい。」
わしは思わず声を上げた。岡野はびっくりして局部をピクンと締め付けた。
「じゃあ、あんたたち2人を種付けすれば、インポの報告をしてくれるんだな?」
「はい、間違いありません。
でもそれは国に対しての報告で、区内では種付けされたことを正直に言います。
まあ、よく聞いて下さい。」
 


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