ボーイミーツガール-10
「…あ…アナタも…イクのよ…速水せいじ…」
既にギンギンになったボクのあそこが、2人の腰の動きに合わせて、ピョコンピョコンと跳ね上がっている。ソノ様子を、とろんとした目をして見つめながら腰を振り続けているエリーちゃん(仮)のまんこは “性具” を強く締めつけて、まるでちんこがソコに元から生えているように、ボクのお尻の穴の奥のスポットを細かく突き回していった。
ヘソの下の内側から大きな塊のような快感が迫り上がってくる。どうやら、ちんこをしゃぶられるときの気持ち良さとは、全く別の感覚のようだった。あぁ、何、何コレ?
「…ぅふふ…身を…委ねなさい…」
エリーちゃん(仮)もボクも、めちゃくちゃに腰を動かしていた。お尻の奥の “性具” の先端が当たっている部分からちんこにかけてズンと響くような衝撃が走る。目の前に小さな火花がたくさん散って視界の端へ広がっていった。
「…あ…ぅあ…はぅ…ぅん…んぁあああ!!」
すごく個性的な声を張り上げて、エリーちゃん(仮)は、からだを弓なりにして後ろへ仰け反らせ絶頂を迎えた。ボクも、自分のからだに起こったことが何なのか全く理解できず、あまりのことに放心状態で、しばらくの間、動くことが出来なかった。
乳首を責めていた黒衣たちは、いつの間にかボクのからだから離れて、こちらの様子をじっと見ていたみたいだったけど、たぶん――背格好が似ているのでちっとも区別がつかない――黒衣Bの方が、一度つい立ての向こうへ姿を消してから戻って来ると、ボクの顔を覗き込むような位置でインスタントカメラを構えた。軽快なシャッター音とともに、ストロボが焚かれる。カメラの上部からフィルムが吐き出され、黒衣Bは、画像が鮮明になるのを待って出来上がった写真をエリーちゃん(仮)に手渡した。
愛液に濡れて入り口が鈍く光っているまんこから “性具” をゆっくりと引き抜きながら写真を受け取ったエリーちゃん(仮)は、ソレをしばらくじっと眺めたあと、ひらひらと振ってボクの方へ示した。お尻の穴から “性具” を引き抜く気力も回復していなかったボクが反応もできずに呆然としていると、再びストロボが焚かれ、眩しさを避けようとからだを起こしたところで、もう一度シャッターが切られた。
「…ホント…いい表情してるわ…」
エリーちゃん(仮)は、新しく撮った2枚の写真を見比べながらウットリと微笑んで、満足そうに何度も頷いた。
「……これでアナタも、忠実な私の僕(しもべ)ね、速水せいじ」
私の僕……私の僕……私の僕……私の僕……私の僕……
ボクは、エリーちゃん(仮)の声を、頭の中で、何度も何度も反芻した。
「ナッちゃん! あぁ、ナッちゃん!!」
もう何度目だったか、蔵人先輩の差し迫った喘ぎ声が、部屋中に大きく響き渡った。
♡ ♡ ♡
♪ (前奏)テテレテ テッテレッテ テレテテー
このごろ流行りの オトコの娘ォ お尻の小さな オトコの娘ォ
こっちを向いてよ<ピー音> だって何だか だってだって 南大門
お願い お願い 傷つけないで 私のアソコが<ピー音>しちゃうのォ
イヤよ イヤよ イヤよ 見つめちゃ イヤ……
<ピー音>フラッシュ!! ……変わるわよ♡♥♡♥♡
――ボーイミーツガール・♡