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ボーイミーツガール
【複数プレイ 官能小説】

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ボーイミーツガール-9


「…動くわよ…」

 表面が黒光りした “妖しい性具” の先端部分が、ボクのお尻の穴をゆっくりと出たり入ったりしている。先っちょが届いているスポットからゾクゾクと波紋が広がっていく。ソレが引き抜かれるたび、突き込まれるたびに、三つの膨らんだ部分が穴の出入り口を押し広げて、別の快感がソコから伝わってくる。さっきから蕩けそうなちんこへの責めを加えた “快楽の三重奏” に、ボクの全ての性感覚器官はすぐに限界を迎えてしまった。

「あ、また、ぃぐっ、ぃぐぅううう!!」

 ボクは為す術もなく、今度は黒衣Aの口の中へ精液を放出した。唇と舌が淫らに動いて、筒先から白い液体を残らず吸い出していく。敏感になったアタマの部分を刺激されて、からだ中から全ての力が抜けていってしまうような奇妙な感覚を味わった。
 ちんこの始末を終えた黒衣Aは、ボクのからだを這い上がり、足下の方へ回ってから振り返ると、口の中に溜めた精液をボクのお腹の上へぶちまけ、両方の手のひらでヘソを中心に薄く塗りつけていった。淫靡な匂いが辺りに立ち籠め、ボクは、射精後の恍惚に浸りながらも、恥ずかしさと情けなさで胸がいっぱいになった。

「…イヤらしい…イヤらしいわ…速水せいじ…」

 エリーちゃん(仮)の顔は上気して表情が淫らに歪み、凄艶さを増してきていた。手を差し伸べて府抜けたボクの右手を掴み、2人の間を繋いだ “妖しい性具” へ導いていく。ソレの真ん中辺りを握っているようにオーダーされた。

「…さぁ…今度は…私の番よ…」

 エリーちゃん(仮)が、ぐいぐいと勢いよく腰を使い始めた。黒衣たちはベッドの両脇に降りて、それぞれが思い思いにボクの乳首を指先で弾いたり手のひらで転がしたりして弄んでいる。
 行ったり来たりする “妖しい性具” を呑み込んだエリーちゃん(仮)のまんこの感触が、ソレを握った手のひらを通して伝わってきた。じゅぷっ、じゅぷっ、という淫靡な音を立てながらまんこを出たり入ったりする様子が丸見えになっていて、もう、気絶してしまいたくなるほどイヤらしい。2回も噴き出してしまった直後とは思えないほど急速に煮えたぎったボクの股間には、熱い血潮がモノすごい勢いで渦巻いてきていた。

「…ぅん…はぁ…ぁあああ…」

 喘ぎ声に、狂おしく差し迫った吐息が混じる。エリーちゃん(仮)の方も、急速に上り詰めつつあるようだった。

「…はぁ…手を…離して…」

 言われた通りにすると、エリーちゃん(仮)の腰のグラインドがいきなり激しくなった。残像が見えるくらいのスピードで縦方向に揺さぶっている。その動きに合わせて、ボクのお尻の中にあるアレの先端部もガクガクと震えた。強烈な刺激が奥のスポットに加わり、ソコからからだ中にゾワゾワとした快感が瞬く間に広がっていく。視界の隅では、黒衣たちが、ボクの乳首を両側から吸い上げ、舌先で突っつき回していた。


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