投稿小説が全て無料で読める書けるPiPi's World

私生活
【ノンフィクション その他小説】

私生活の最初へ 私生活 32 私生活 34 私生活の最後へ

-6

「…なあ、電話とか、していい?」

ベッドで私の髪を弄びながら早坂さんは訊いた。

「…多分大丈夫。夜の21時頃は彼氏と電話するから、22時以降だったら」


「彼氏と毎日電話してんの?」

「うん」

「へえ…」

彼はあからさまに面白くないという顔をした。


なんか、可愛いな、と、私は思った。



その日から、早坂さんから毎日電話が来るようになった。



私生活の最初へ 私生活 32 私生活 34 私生活の最後へ

名前変換フォーム

変換前の名前変換後の名前