記憶と妄想-17
「あ、あ・・・出てるぅ、なか・・・熱いの、子宮に・・・妊娠・・・妊娠しちゃう・・・」
噴出する精を美菜子の体奥に送り込むように、細かく何度も美菜子を刻む富田が鏡の中でふっと微笑む。
「あ・・・ん・・・」
身体の隅々を、胎内までも富田が浸透してくる。尻を撫でながら、最後の一滴まで美菜子の中に放出しようとしている。
「美菜子ぉ・・・」
数分ののち、富田は呼吸が静かになり始めた美菜子を抱いて、崩れるように横になった。
「大丈夫だった?」
「ん・・・」
富田にうなじを舐められながら美菜子は小さく頷く。
「息、すごく苦しそうだったから」
そう言いながら富田の手は腰を撫でている。
「大丈夫・・・あんなに苦しかったのは初めてだけど・・・あんなに気持ち良かったのも初めてだから・・・んっ」
腰から這い上がってきた手のひらが乳房を撫で始め、きゅんきゅんに凝る乳頭も擦る。それよりも・・・。
「あっ、あんっ・・・んんぅ・・・」
膣内に留まったままの富田がグンッと堅くなり、膣壁を圧迫してきた。
「美菜子が孕むまで、落ち着きそうにないよ」
緩やかな抽送が、子宮口を突き上げるまでにそう時間は掛からず、富田は何度も美菜子の胎内に熱い精を解き放った・・・。